坂口恭平『徘徊タクシー』 2021年04月29日 | よみものみもの 主人公は、自分の祖母の散歩に付き添ってみて、 いたづらに徘徊しているのではなく、 目的地を持って歩いているのだと気付く。 歩き回るために歩き回っているのではなく、 行きたい所が有るのだ。 ただ、ちょいと地図が正確ではないわけではある。 目的地が有るのなら、そこへ連れて行ってあげれば本人は満足する。 目的地まで行ければ、納得して帰途に就くのだ。 最初に行った時にはおぶってあげたのでたいへんだっ . . . 本文を読む