[あらすじ] 庭のチャンチンの木に、ヒメクロイラガの幼虫が発生。
ざっと200匹くらいか。
終齢と思われるくらいに大きく育っていた。
孵化してほど無ければ、一ヶ所に集中していて、
いる所の枝葉を切り取れば簡単に駆除できる。
しかしここまで育ってしまうと、樹木全体に拡散してしまっていて、
枝葉ごと切り取る方法が使えない。
しかたなく、殺虫剤を使った。
薬剤が効くと、幼虫は力を失って地面に落ちる。
落ちたのを見計らって、拾い集めた。
※
毎朝通っているドッグランの植樹にヒロヘリアオイラガの幼虫が毎年2回発生して困っていた。
昨年9月、朝の常連さんを巻き込んで、徹底的に駆除した。
ヒロヘリアオイラガは、幹の表面に繭を作る。
幹を降りて来て、根元で繭を作る者も多い。
高い枝葉にいる時は捕まえるのが困難だけれど、
降りて来てくれるので、その時を狙って捕える。
繭を作るので、動かなくなるのも、捕まえるのに都合が良い。
また、一旦繭を作ってしまえばそこから移動することは無いので、
越冬の間に繭ごと駆除することもできる。
※
繭を作ったところを駆除すれば良いか。とも考えた。
しかし、そう言えば、今までヒメクロイラガの繭を見たことが無い。
柿の木の幹にも、チャンチンの木を伐り倒した時にも、
繭を見たことは無かった。
はて。
同じイラガの仲間でも、繭を作る位置は種類によって異なるのだろう。
ニャロ。
ヒメクロイラガの幼虫たちは、一体どこで繭を作って、蛹化するのか。
それに、ヒロヘリアオイラガは5月と9月に孵化して幼虫を見る。
今は8月前半だ。
ヒメクロイラガの年間の過ごし方はどうなっているのか。
ひと夏に2回発生するのか。
今年は暑くて2回目が早めになっちゃったのか。
もしかして、2回目が早いと3回目が有ったりするのか。
東京の夏が長くなり、恐ろしい推測が私を苛む。
※
調べてみる。
すると、分かる。ありがてえ。
「芋活.com」というサイトである。
本来「芋虫」という言葉は、ヤマノイモの葉を食うスズメガの幼虫を指して言う。
芋みたいな形だからじゃなくて、イモの葉に付くのが名前の由来だ。
なんてなことも、芋虫活動をしていると必ず出会う知識だと思う。
もとい。
ヒメクロイラガのページを見ると、ちゃんと記載が有る。
https://www.imokatsu.com/imo-himekuroiraga.htm
付いている葉っぱを嚙み切って、葉っぱごと地面に落ちて、
地面の浅い所に潜って繭を作るのだ、という。
なんてスピーディーな樹の降り方なのか。
下が池とかいうリスクは無いのか?
落ちる瞬間を見てみたい気持ちも湧いてくる。
※
私が子どもの頃、蛾の幼虫に興味を持ったのは、
クチナシの葉に来ていたオオスカシバの美しさに惹かれたことと、
ヤマノイモの葉に見付けたキイロスズメの幼虫つまりイモムシの大きさに衝撃を受けたことからだ。
オオスカシバの幼虫が、キイロスズメの幼虫と同じ、お尻の角を持っていて、
同じスズメガの仲間だと知った。
虫籠に土を入れ、毎日、新らしい葉を採って入れてやり、育てた。
土に潜って蛹になるのを見た。
以後、いろいろなスズメガを飼っては羽化させた。
成虫も大きくて、色や柄が様々なので、魅力的だった。
※
ヒロヘリアオイラガを飼ってみようと思ったことも有った。
えーと、30歳頃だったかもしれない。
残念ながら、私もだいぶフツーのオトナになってしまっており、
蛹化への興味より、飼育の厄介さや毒棘への恐怖のほうが勝って、
途中で放棄してしまった。
ヒメクロイラガは全身の棘が黒くて、なんかちょっときちゃない。
その点、ヒロヘリアオイラガは青のラインも黄緑色の棘もとんでもなく美しい。
うう、でもやっぱり飼うのはたいへんだな。
※
ヒメクロイラガが蛹化のために葉っぱを食い千切って地面に落ちる、
というのを観察してみたくは有る。
ああでもやっぱり飼うのはたいへん。
※
芋活.comのページに、「Persimmon cochlid」という英語名が書いてある。
パーシモンとは、柿のことだ。
ヒメクロイラガは柿の木にも付く。
去年もその前も、我が家の柿の木にヒメクロイラガが発生した。
チャンチンの木の隣に柿の木が有るのだ。
ヒメクロイラガにしてみたら、優良物件が並んで建っているようなものだろう。
玄関前のオオシマザクラにも付く。
あれ?そう言えば、今年はいつもサクラに付く毛虫がいなかったような気がする。
例年、糸で垂れ下がってきて気付くのだが。
※
あとやはり、年に2回発生するようだ。
1回目が5月という印象が有るが、芋活.comには7-10月と記載が有る。
まあ地域によっても違いは有るだろうし、
9月10月の間は注意するようにしよう。
※
地面の草取りをする時も、必ず手袋をするように、怠りなく注意しよう。
どこにヒメクロイラガの繭が潜んでいるか分かったもんじゃない。
ざっと200匹くらいか。
終齢と思われるくらいに大きく育っていた。
孵化してほど無ければ、一ヶ所に集中していて、
いる所の枝葉を切り取れば簡単に駆除できる。
しかしここまで育ってしまうと、樹木全体に拡散してしまっていて、
枝葉ごと切り取る方法が使えない。
しかたなく、殺虫剤を使った。
薬剤が効くと、幼虫は力を失って地面に落ちる。
落ちたのを見計らって、拾い集めた。
※
毎朝通っているドッグランの植樹にヒロヘリアオイラガの幼虫が毎年2回発生して困っていた。
昨年9月、朝の常連さんを巻き込んで、徹底的に駆除した。
ヒロヘリアオイラガは、幹の表面に繭を作る。
幹を降りて来て、根元で繭を作る者も多い。
高い枝葉にいる時は捕まえるのが困難だけれど、
降りて来てくれるので、その時を狙って捕える。
繭を作るので、動かなくなるのも、捕まえるのに都合が良い。
また、一旦繭を作ってしまえばそこから移動することは無いので、
越冬の間に繭ごと駆除することもできる。
※
繭を作ったところを駆除すれば良いか。とも考えた。
しかし、そう言えば、今までヒメクロイラガの繭を見たことが無い。
柿の木の幹にも、チャンチンの木を伐り倒した時にも、
繭を見たことは無かった。
はて。
同じイラガの仲間でも、繭を作る位置は種類によって異なるのだろう。
ニャロ。
ヒメクロイラガの幼虫たちは、一体どこで繭を作って、蛹化するのか。
それに、ヒロヘリアオイラガは5月と9月に孵化して幼虫を見る。
今は8月前半だ。
ヒメクロイラガの年間の過ごし方はどうなっているのか。
ひと夏に2回発生するのか。
今年は暑くて2回目が早めになっちゃったのか。
もしかして、2回目が早いと3回目が有ったりするのか。
東京の夏が長くなり、恐ろしい推測が私を苛む。
※
調べてみる。
すると、分かる。ありがてえ。
「芋活.com」というサイトである。
本来「芋虫」という言葉は、ヤマノイモの葉を食うスズメガの幼虫を指して言う。
芋みたいな形だからじゃなくて、イモの葉に付くのが名前の由来だ。
なんてなことも、芋虫活動をしていると必ず出会う知識だと思う。
もとい。
ヒメクロイラガのページを見ると、ちゃんと記載が有る。
https://www.imokatsu.com/imo-himekuroiraga.htm
付いている葉っぱを嚙み切って、葉っぱごと地面に落ちて、
地面の浅い所に潜って繭を作るのだ、という。
なんてスピーディーな樹の降り方なのか。
下が池とかいうリスクは無いのか?
落ちる瞬間を見てみたい気持ちも湧いてくる。
※
私が子どもの頃、蛾の幼虫に興味を持ったのは、
クチナシの葉に来ていたオオスカシバの美しさに惹かれたことと、
ヤマノイモの葉に見付けたキイロスズメの幼虫つまりイモムシの大きさに衝撃を受けたことからだ。
オオスカシバの幼虫が、キイロスズメの幼虫と同じ、お尻の角を持っていて、
同じスズメガの仲間だと知った。
虫籠に土を入れ、毎日、新らしい葉を採って入れてやり、育てた。
土に潜って蛹になるのを見た。
以後、いろいろなスズメガを飼っては羽化させた。
成虫も大きくて、色や柄が様々なので、魅力的だった。
※
ヒロヘリアオイラガを飼ってみようと思ったことも有った。
えーと、30歳頃だったかもしれない。
残念ながら、私もだいぶフツーのオトナになってしまっており、
蛹化への興味より、飼育の厄介さや毒棘への恐怖のほうが勝って、
途中で放棄してしまった。
ヒメクロイラガは全身の棘が黒くて、なんかちょっときちゃない。
その点、ヒロヘリアオイラガは青のラインも黄緑色の棘もとんでもなく美しい。
うう、でもやっぱり飼うのはたいへんだな。
※
ヒメクロイラガが蛹化のために葉っぱを食い千切って地面に落ちる、
というのを観察してみたくは有る。
ああでもやっぱり飼うのはたいへん。
※
芋活.comのページに、「Persimmon cochlid」という英語名が書いてある。
パーシモンとは、柿のことだ。
ヒメクロイラガは柿の木にも付く。
去年もその前も、我が家の柿の木にヒメクロイラガが発生した。
チャンチンの木の隣に柿の木が有るのだ。
ヒメクロイラガにしてみたら、優良物件が並んで建っているようなものだろう。
玄関前のオオシマザクラにも付く。
あれ?そう言えば、今年はいつもサクラに付く毛虫がいなかったような気がする。
例年、糸で垂れ下がってきて気付くのだが。
※
あとやはり、年に2回発生するようだ。
1回目が5月という印象が有るが、芋活.comには7-10月と記載が有る。
まあ地域によっても違いは有るだろうし、
9月10月の間は注意するようにしよう。
※
地面の草取りをする時も、必ず手袋をするように、怠りなく注意しよう。
どこにヒメクロイラガの繭が潜んでいるか分かったもんじゃない。
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