犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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まだ間に合う!!美大受験対策

2014年03月03日 | 毎月馬鹿
[あらすじ] 毎月一日に法螺を吹いているよ。出願が間に合うから女子美を受験するんだ。


ブログのタイトルによってか、自動抽出のキーワードによってか、
読者数がはね上がる日が、まれにある。
昨日はいつもより多かった。
受験のために読んだ方、ごめんね。

とか謝ったふりをして、今日はもっとあざといタイトルにしてみた。



さて、法螺でも替え玉受験勉強はいかんと思い、自分でデッサンしてみたのが昨日の写真。
それっぽい課題を選べたことと、サングラスに他の課題であるスニーカーとミカンが
ちゃんと映り込んでいることと、窓の外の庭木と描いている自分が映り込んでいるところが
気に入っている。

しかし、こんなものではない。
受験デッサンはこんなものじゃない。

入試要項をあらためて確認してみる。
すると、[評価基準]が明記されているではないか。

例えば、芸術学科の芸術文化専攻だと、
・問題の内容を正しく理解しているか
・基礎的な表現技術を持っているか
・論理性(小論文)、観察力(鉛筆デッサン)を有しているか
ふむふむ。

そもそも、アドミッション・ポリシーというのが最初に掲げられている。
大学が、どんな学生を求めているか、ということもはっきりと書いてあるのだ。曰く、
「美術・デザインに深い興味を持ち、専門家としてそれぞれの分野で活躍することを目指す人、芸術によって社
会に貢献し自立したいという意欲ある人材を求めます。
求める資質・能力としては、芸術に対し自由で柔軟な考え方を持っていること、対象をよく観察し理解する眼
を持っていること、問題意識を持ち自ら考える姿勢を持っていること、個性を素直にのびのびと表現できること
が挙げられます。」

なるほど。
面接対策としては、こういったことについて日頃の考えをまとめておくと良さそうだ。
試験も、これに基づいた個々の評価基準であるわけだ。

同じ鉛筆デッサンでも、専攻によって評価基準が異なることに気付いた。
美術学科でも洋画専攻だと、
・問題の内容を正しく理解できているか
・「モチーフ」または「モデル」からの発想を自己の表現と結びつける事ができているか
・画面構成がバランスよく表現できているか
・描画材料の特質を生かした表現力・描写力があるか
となる。

デザイン・工芸学科のヴィジュアルデザイン専攻となると、
・問題の内容を正しく理解しているか
・ものをよく観察し、理解し、表現できているか
・構図等、バランス良く表現できているか
・想定部分が良く考えられているか
と、デザイン的な要素が入ってくる。

では、私が目指すアート・デザイン表現学科のアートプロデュース表現領域はどうかというと、
[鉛筆デッサン]
・発想力はあるか
・構成力はあるか
・ユーモアのセンスが感じられる表現になっているか
だって。

美術学科、つまり絵描きさんになるのと、求められていることがまるで違う。
発想力。鉛筆デッサンという限られた世界で、何を発想するか。
構成力。モチーフをどう組むか。
ユーモアのセンス。むむむ!
ここで、問題をよく読みなおすと、
[鉛筆デッサン]個別に与えられたモチーフとイメージを合わせ、鉛筆デッサンする
なんと、モチーフを描くだけではなかった!!!
自分のイメージを絡めるのだ。

しまった。
まるでやり直しだ。出直しだ。とほほ。。


[文章表現]与えられたモチーフから連想することを文章で表現する
・伝えようとしている考えや思いが、読み手に興味をもって読まれるように表現されているか

やっぱりこっちの方が慣れているなあ。

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