犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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さいなら、ゼンラ・アーケストラ

2014年06月27日 | なりもの
20年近い付き合いのサックス吹き高木が主催するバンドのライブに行ってきた。

ゼンラ・アーケストラはこのライブで活動を休止する、というからだ。

この日の演奏は、ドラム・ベース・ギター・パーカッション、
トランペット×4、サックスはバリトン・テナー×2、トロンボーン×3と、
バンドマスターの高木はアルト・サックス。
総勢15名。

メンバーは入れ替わりつつ、11年間の活動だった。

管楽器11名のユニゾンは圧巻だ。

サンラ・アーケストラをもじった、実も蓋もないバンド名。
カラリとほがらかな曲。
一人ひとりのソロの個性。
腰を突き動かしながらのトロンボーンソロや、おっぱいで弾くキーボード
といった、エロさのかけらも残らない下品。
https://www.youtube.com/watch?v=Plb-5eRTyqA

いつか参加したいと思って、高木に言ったこともあったが、
なあんとなく流されていた。
たしかに、長くインプロビゼーションで遊ぶ演奏スタイルは、私に向いていない。
セクションでリズムを打ち出すファンク・バンドのほうが、私には居心地いい。
長く一緒にやってきたから、分かってくれているのだろう。
そんなバンドを高木がやりたくなった時には、また一緒に演奏できるのだろう。

最後と分かっているステージは、毎回そうである以上に楽しんで演奏している
様子だった。
演奏が終わると、メンバーは互いに握手を交わす。
「やっとゼンラがおわった!」なんて叫ぶ者もいる。
人数も多いし、リーダーは高木だし、簡単なバンドじゃなかっただろうと思う。

惜しまれて幕を閉じるくらいが、いいんだろう。
さいなら、ゼンラ・アーケストラ。

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