毎月一日には法螺を書いています。
四月だけじゃ足りないんです。
そのかわりと言っちゃあなんですが、
毎月二日には懺悔を書いています。
懺悔だけじゃ足りないぞ!というお声も聞こえるような気がします。
自分の楽しみを続けるためにも、
ひとさまに危害を加えないような内容を、
心掛けております。
※
といった中で、実害を及ぼしかねない事柄に触れたのが
昨日の法螺でした。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/ba45f212555c1b661800cf9083a521e4
トゲトゲの草、ママコノシリヌグイで実際に尻を拭う、
という話。
冒頭に、本題と無関係な一文を添えたのも、
月がかわりましたよ今日から六月ですよ今日は一日ですよそうですよ法螺ですよ
というご親切なお計らいでした。
いつも我がブログを読んでくださっている何かしらマニアッ気の有る奇特な方々なら
これで気付いてくれるはず…
当初は、
「食べられる」
という内容にするつもりでした。
調べたら、タデ科であるという。
蓼食う虫も好き好き、と落とせるではないか。
しかし、名称どおりに尻を拭うのが筋である、
と、心を確かに持ったのです。
※
野糞をしたことがありますか?
私は何度もあります。
とても快適なものだと思っています。
ことに、雪の夜に多摩川まで1時間かけて歩いて行って
土手でした野糞の心地良さは忘れることができません。
便所の壁に囲まれていては感じることのできない、
尻を撫でるやわらかな風。
出待ちの間に眺める、普段より低い視点からの景色。
どうです?
今すぐ野に出たくなってきませんか?
※
さてどうやって尻を拭うか。
目の前にやわらかな葉の尻蕗が生えていれば良いですが。
たまたま手を伸ばした先に生えていたのが
ママコノシリヌグイだったら。
※
現物の写真を撮りに、近所の道端へ行った。
手で触れて、観察した。
茎には、下に向かったカエシのようにトゲが並んでいる。
草を掴んで引き抜こうとしたら、そのトゲが全部刺さってくることだろう。
葉はハート型と言うよりは鏃(矢じり)型と言うべきか。
意外と、葉縁にはトゲが無い。
表面も滑らかに見える。
これなら食えるかも?
つまんでみると、裏面にトゲが有った。
葉脈からトゲが出ている。
中央の脈のトゲは見えるが、
支脈からも小さなトゲが出ているようだ。
見えないくらい小さいが、触れた指先にはチクチクと引っ掛かる。
※
机に向かって落ち着いて観察したいので、摘んで帰ろう。
鋏を持って来るのを忘れてしまったので、
茎を手折ろうとした。
しかし、筋が強くてなかなか折れない。
引っ張れば痛い。
道端の石の鋭い部分を使って切り取った。
そうする間に、何度もトゲに触れた。痛い。
見ると、トゲが外れて指に刺さって残っている。
ウヒー
※
尻の穴とその周辺に、小さなトゲが点々と刺さって残ったとしたら。
※
葉の表面は滑らかなので、尻を拭けないことも無いと思います。
私は試しません。
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