犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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渡し舟

2017年09月01日 | 毎月馬鹿
地獄に仏…とても困った時に助けが得られること。
渡りに船…ちょうど良いタイミングで手段が得られること。

そんな意味でしょうかね。

※※※

先日、都内で散歩していた時に、突然の雹に襲われた。
このところの天候の急変には驚く。
東京都内でも雹が降る、しかもサイズがピンポン玉くらい
いやピンポン玉ならいくら降って来ても怖かないや、
ここは喩えるならゴルフボールと言うべきだな。

雨宿りできるような所も無く、街路樹に身を寄せて雹を避けたものの、
雹と言えば雷も伴うわけで、街路樹に引っ付いているのもどうかと思って
ビクビクしていたところへ、タクシーが通りかかった。
しかも窓には初乗り300円というステキなことが書いてある。

ワンメーターでもいいや、申し訳ないけど、と手を挙げて乗り込んだ。
いやー、助かりました!地獄に渡し舟とはこのことだね!
と感謝を言葉にしたが、運ちゃんはウンでもスンでもない。
なんだか愛想無いなあ、まあ、雹がボコボコものすごい音を立てて
車体に当たってきているので、運ちゃんもこんな中を走りたくはないのだろう、
などと考えた。

案の定、5分も走らない所に地下鉄の入り口を発見したので、
ここでいいです!雹の中をありがとう!
と降りた。
駅構内は雨宿りならぬ雹宿りの人で混雑していた。

さてここからどうしよう、地元に帰るために便利な路線ではないし、
どこで乗り換えだっけな、と路線図を眺めながら、
自分の間違いに気付いた。

地獄に渡し舟、ってなんだそりゃ。
地獄に仏、渡りに船、なら諺になるが、
地獄に渡し舟じゃあ、いけない。
三途の川を渡っちまってるじゃないか。
運ちゃんの表情も固かったわけだ。
意味わからんもんな。



新しい諺:地獄に渡し舟
これは好都合と飛び乗ると行き先は地獄。
楽な手段に飛びつくとロクなこたあ無い、という意味。

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