高度成長期の東京の開発の何がイヤって、
川の上に高速道路を作ったことがひとつイヤだ。
土地が無いから仕方無い。
うまい場所を見つけたとも言える。
江戸時代、物流は水運に頼った。
干潟のような江戸の湾を埋め立てる際に、
碁盤目に水路を残した。
なかなかの都市計画だ。
それが、戦後の急成長と東京オリンピックへの急いだ開発のため、
水面の美しさは高架下に暗く埋もれてしまった。
首都高7号小松川線の下は、竪川という水路であった。
今は暗渠となり、上はテニスコートだのゲートボール場だの
暗い公園になっている。
高架は格好の屋根である。
雨でも踊りは開催できる。
音響機材も濡れずに安心だ。
ビルの間からたまに涼しい風が入る。
今日みたいな天気だとかえって都合が良いとも言える。
人気が高まり、すごい混雑だ。
私は開演時間に行って、空いているうちの最初の一時間くらいをのびのびと踊り、
あとはお目当ての音頭取りが来ていればステージを見る。
そして極めて近所に住む知人と極めて近い居酒屋に繰り出す。
これをやると、
夏の終わり。
涼しくっていいけれど、なんだか物足りなさが胸を吹き抜ける。
川の上に高速道路を作ったことがひとつイヤだ。
土地が無いから仕方無い。
うまい場所を見つけたとも言える。
江戸時代、物流は水運に頼った。
干潟のような江戸の湾を埋め立てる際に、
碁盤目に水路を残した。
なかなかの都市計画だ。
それが、戦後の急成長と東京オリンピックへの急いだ開発のため、
水面の美しさは高架下に暗く埋もれてしまった。
首都高7号小松川線の下は、竪川という水路であった。
今は暗渠となり、上はテニスコートだのゲートボール場だの
暗い公園になっている。
高架は格好の屋根である。
雨でも踊りは開催できる。
音響機材も濡れずに安心だ。
ビルの間からたまに涼しい風が入る。
今日みたいな天気だとかえって都合が良いとも言える。
人気が高まり、すごい混雑だ。
私は開演時間に行って、空いているうちの最初の一時間くらいをのびのびと踊り、
あとはお目当ての音頭取りが来ていればステージを見る。
そして極めて近所に住む知人と極めて近い居酒屋に繰り出す。
これをやると、
夏の終わり。
涼しくっていいけれど、なんだか物足りなさが胸を吹き抜ける。
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