犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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ベッコウシリアゲムシ 長沼公園

2013年09月21日 | イキモノタチ
京王線の長沼の駅から、数分歩くと
もうすぐに道は沢に沿って丘の森の中に入って行く。

長沼公園では、多摩丘陵の森を手入れして、保全している。

沢の音、森、コジュケイの声、山のにおい。
ついそこまで都市化が迫っている証拠に、車の音は遠く聞こえてくる。
しかし様子はすっかり山道。

そんな谷あいを歩いていると、向こうから爺さんが一人歩いてくる。
腰は曲がって、杖をついてはいるが、スタスタと歩調は速い。

この先は長い坂と階段になり、尾根の向こうが住宅街になっているところまで
一本道のはずだ。
健脚の爺さま、駅の方へ通院でもあろうか、と思う。

道ばたの虫だのシダだの写真を撮りながら、ゆるゆる進む。
大きな野原の斜面に出て、さらに登り、尾根の道を行く。

そうして数十分も行った頃。
尾根道を向こうから、さっきの爺さんがやってくるではないか。
歩調は変わらず、スタスタと元気なものだ。

どこか、さっきと別の沢沿いの道をここまで登って、一周しているのだろう。
ご立派。

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