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子どもの頃からパズルが好きだ。
分割された絵の印刷してあるキューブのパズルや、
ジグソーパズルや、地図のパズルなどよく遊んだ。
たくさんのおもちゃを買い与えたり
新しい物に飛びつくようなタイプの親ではなかったし、
裕福ではあったけれど私は全く物をねだるということができない性格だったので
あれこれのパズルを持っていたということは無い。
※
朝日新聞の日曜版だったかに、「遊びの博物誌」という連載記事が有った。
後に単行本にまとめられている。
これが好きだった。
遊びというと非常に広いけれど、
パズル的な要素の有るものに傾いた内容だったように記憶している。
ある時、「十二支パズル」というのが紹介された。
立方体を5つ繋いだ12個のピースで成るパズルだ。
ペントミノという。
12個であることにちなんで、十二支をかたどって作ってある。
図工の時間だったか、中学に上ってから美術の時間にだったか、
真似して作ったような、記憶があやふや
いや違う、
小学生の時、工作用紙を使って立体ペントミノを作ったんだ。
それぞれのピースの展開図を考えて、切って折って
セロテープで貼って作った。
セロテープを使った粗い造りなので、何年か経ったらボロボロになったんだ。
正確な寸法より僅かに細く作れば組みやすかっただろう。
ちょうどのサイズで作ると、がっちり組み合わさってしまい、
外す時に物が壊れていく。
まだ細く作る工夫など思い付かなかった。
※
高校生の時にパズル雑誌「ニコリ」に出会った。
世界に広まった「SUDOKU」数独を生んだ雑誌である。
紙上の盤面をルールに従って埋めていくパズルが主体の雑誌だ。
そういうものを”ペンシルパズル”と呼ぶことを提唱したのもニコリだ。ったと思う。
※
ニコリ誌上に芦ケ原伸之氏が連載していた。
芦ケ原氏については、「遊びの博物誌」でも読んで知っていた。
氏は2004年に亡くなっているので、ニコリの連載は晩年の仕事だったのだろう。
以前とりあげた鋳造パズル「はずる」も芦ケ原氏の考案したものが始まりだ。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/0602e9b2adfadc8011e3f96fcaa768ee
他にも、ガラスで作ったパズルのシリーズも有る。
欲しかったけれど、あれこれ買う習性が無い。
ただ憧れていた。
※
亡父の書斎の片付けをしていたら、
そのパズルが在る。
あるじゃないのウチに。
むおお。早く言ってよ!
欲しかったアレじゃないのよ。
※
そのうちの一つ。
口が少しすぼんだガラスの瓶の中に、ゴルフボールとティーが入っている。
円錐形の蓋は外れる。
すぼんだ口からゴルフボールは、出ない。
どうやってゴルフボールを入れたんだ?
という問題。
その前の課題として、
ゴルフボールをティーに乗せましょう。
という問題。
※
これを部屋で見付けたのは何年か前だが、
さきほど、やっと分かって、できたの証拠写真。
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