[あらすじ] 玄関先の桃の木が古く、朽ちてきて危険だ。
伐った。
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おお、ちょうど一年前に書いたものだ。
玄関先にバイクをとめている。
雨に濡れないように、カバーを掛けている。
雨の後、周辺の水が乾きにくい。
特に、カバーの陰になった部分は、いつまでも濡れている。
これでは、上からかかる雨はよけられても、湿気が抜けない。
木が多くて暗いせいも有る。
玄関先の木を、いろいろ伐った。
夾竹桃、金木犀、桜の太枝、そして古い桃。
特にこの数年、乾きにくく、
雨の翌々日まで水溜まりが残っていたりする。
玄関は北西向きなので、いたしかたないか。
いや、
考えてみれば、幅一間程度の細い砂利道を挟んで西側の敷地に、
数年前、家が並んで建ったのだ。
それだ。
その影響で湿気が溜まるようになったのだ。
それは措いても、桃の木は朽ちかけているので、伐った。
※
地上80㎝くらいのところで伐って、1年近くほったらかしていた。
残った幹から、ちょこちょこと新しい枝が出て葉を付ける。
このままでは木は再生する。
させんぞ。
周囲をどんどん掘る。
太い根っこがあらわになる。
根っこの周囲から土を取り除いて、一日おいて乾かす。
チェーンソーが土に触れると、機械を傷めるからだ。
※
翌日、切る作業に入る。
昨日掘り出しておいた根っこを切る。易々。
幹は内側が朽ちて、大きくえぐれている。
木質が残っているのはCの形だ。Oですらない。
その中は、土になっていた。
朽ちて分解されて、もう土になっていた。
土はできるだけ掻き出し、幹を叩いてふるい落とす。
Cの字型の木質部分を、チェーンソーで切る。
もろくなっているので、簡単に刃が進む。
いくらか切ったり、上から割ったりする。
割った面が、とても美しい。
※
根元には色々な虫が棲んでいた。
白蟻、ワラジムシ、ハサミムシ、テッポウムシ、蟻とその卵。
あと何やら細い糸くずのような虫や、何だか分からない虫や、
たぶん目に見えないたくさんの虫。
埋め戻す。
これで木として枯死してくれるかどうかわからないが、
とりあえず埋める。
※
木の根は水分をたっぷり含んでいる。
チェーンソーの刃を進めると、手前の断面に水分がにじむ。
湿ったおがくずがチェーンソーの中に溜まる。
このままでは刃を傷めるので、丁寧に掃除する。
ついでに目立てをする。
次の作業も安全にできるように。
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