蕗が殖えてしょうがない。
茗荷も殖えまくっている。
そこに菖蒲も生えている。
これがまた全員、地下茎の植物なんである。
しかもみんな、浅い。
地表から10㎝ほどの範囲に、
菖蒲の地下茎と蕗の地下茎と茗荷の地下茎が
絡み合って混在している。
例えばそこに生えているシダを取ってしまいたくても、
茗荷と蕗の地下茎の頑丈な網の下に根が在るので、
抜き取れない。
※
5月の初めまでに、菖蒲は分けた。
菖蒲の生えている所に生えてきている茗荷を取り除き、
広がり過ぎている菖蒲の根茎は切った。
※
庭の日当たりの良い範囲に広がっている蕗を、
どんどん掘って取った。
せっせと食べたり友人に分けたりして、
残りは捨てた。
捨てるのは惜しい気もしたけれど、
その惜しい気の結果が庭の現状を作っているんである。
病気を治すためには生活習慣やものの考え方を変える必要が有る、
ってのと同じことだなあ。
蕗を抜いた後を耕して、大根や葱を作る。
土があまり良くない。
剪定枝などがゴツゴツと混ざっている。
蕗はこんな所でもよく育ち、旨い。
野菜は土を選ぶ。
贅沢なものだと思う。
※
茗荷と蕗が混在している所の作業を進めている。
蕗の葉が広がっていると、茗荷を採る時期になっても、
見えにくいのだ。
ここが一番厄介だ。
棲み分けが有るとしたら、少しの時期的な差だ。
地下茎という仕組みとその浅さはそっくりだ。
茗荷を残して、蕗を抜く。
シャベルをぐっと入れて、土を掘り起こし、
蕗の地下茎を引っ掴んで、抜く。
茗荷はスーッと背が高いけれど、
本当に根は浅い。
地下茎が横に繋がっていることで支えになって立っている。
あちこちにシャベルを入れると、
茗荷の地下茎も断ってしまう。
蕗を除いた後の場所は、茗荷が倒れてしまう。
ちょっと植え直す。
※
一年でスッキリ片付くとは思っていない。
広がらないように、茗荷なら茗荷の範囲を決めて、
濠のように溝を掘ろうか、と考えている。
と言ったら、友人Lが、境目に板を埋めるのだ、と教えてくれた。
我が庭に都合の良い方法を考えていこうと思う。
※
繁みが減ったら蚊も減ってくれるかな、と期待している。
※
茗荷は採ったらすぐに食えるので、楽だ。
蕗は、塩で板擦りして茹でて皮を剥かなければならない。
下ごしらえが面倒だ。
だから、蕗は減らしちゃえ、と思って、
今年はせっせと取った。
でもただ取って捨てるのはもったいないから、
ずいぶん食べた。
例年は旬に一度食べたら満足していたのだが、
今年は3回くらいは自分で調理した。
そして、すっかり慣れた。
「面倒だからいっぺんにやる」ということで
大量に下ごしらえしていたから負担が大きかった。
伸びてきたな太ってきたな、と思うたびに採っていたら、
適量の作業で済み、面倒くささが減った。
面倒だから減らしちゃえ、と思ってやった事の結果、
面倒さが減った。
あれ?
だったらたくさん生えていてもいいじゃないの。
茗荷も殖えまくっている。
そこに菖蒲も生えている。
これがまた全員、地下茎の植物なんである。
しかもみんな、浅い。
地表から10㎝ほどの範囲に、
菖蒲の地下茎と蕗の地下茎と茗荷の地下茎が
絡み合って混在している。
例えばそこに生えているシダを取ってしまいたくても、
茗荷と蕗の地下茎の頑丈な網の下に根が在るので、
抜き取れない。
※
5月の初めまでに、菖蒲は分けた。
菖蒲の生えている所に生えてきている茗荷を取り除き、
広がり過ぎている菖蒲の根茎は切った。
※
庭の日当たりの良い範囲に広がっている蕗を、
どんどん掘って取った。
せっせと食べたり友人に分けたりして、
残りは捨てた。
捨てるのは惜しい気もしたけれど、
その惜しい気の結果が庭の現状を作っているんである。
病気を治すためには生活習慣やものの考え方を変える必要が有る、
ってのと同じことだなあ。
蕗を抜いた後を耕して、大根や葱を作る。
土があまり良くない。
剪定枝などがゴツゴツと混ざっている。
蕗はこんな所でもよく育ち、旨い。
野菜は土を選ぶ。
贅沢なものだと思う。
※
茗荷と蕗が混在している所の作業を進めている。
蕗の葉が広がっていると、茗荷を採る時期になっても、
見えにくいのだ。
ここが一番厄介だ。
棲み分けが有るとしたら、少しの時期的な差だ。
地下茎という仕組みとその浅さはそっくりだ。
茗荷を残して、蕗を抜く。
シャベルをぐっと入れて、土を掘り起こし、
蕗の地下茎を引っ掴んで、抜く。
茗荷はスーッと背が高いけれど、
本当に根は浅い。
地下茎が横に繋がっていることで支えになって立っている。
あちこちにシャベルを入れると、
茗荷の地下茎も断ってしまう。
蕗を除いた後の場所は、茗荷が倒れてしまう。
ちょっと植え直す。
※
一年でスッキリ片付くとは思っていない。
広がらないように、茗荷なら茗荷の範囲を決めて、
濠のように溝を掘ろうか、と考えている。
と言ったら、友人Lが、境目に板を埋めるのだ、と教えてくれた。
我が庭に都合の良い方法を考えていこうと思う。
※
繁みが減ったら蚊も減ってくれるかな、と期待している。
※
茗荷は採ったらすぐに食えるので、楽だ。
蕗は、塩で板擦りして茹でて皮を剥かなければならない。
下ごしらえが面倒だ。
だから、蕗は減らしちゃえ、と思って、
今年はせっせと取った。
でもただ取って捨てるのはもったいないから、
ずいぶん食べた。
例年は旬に一度食べたら満足していたのだが、
今年は3回くらいは自分で調理した。
そして、すっかり慣れた。
「面倒だからいっぺんにやる」ということで
大量に下ごしらえしていたから負担が大きかった。
伸びてきたな太ってきたな、と思うたびに採っていたら、
適量の作業で済み、面倒くささが減った。
面倒だから減らしちゃえ、と思ってやった事の結果、
面倒さが減った。
あれ?
だったらたくさん生えていてもいいじゃないの。
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