写真は国立天文台の電波望遠鏡がとらえたキンモク星雲の姿である。
じゃなくて。
[あらすじ] たくさん貰った薪を朽ちさせたくないので、
ちゃんと屋根の下に収めたい。
薪小屋を新たに作るために、木を伐ってスペースを作ったら
今度は家の外壁や破風板が傷んでいるのが顕わになったので、塗装し直した。
なんだかんだで一向に薪小屋に着手できない。
木を伐ってスペースを作った、なんて書いているが、
地上60㎝くらいのところで伐って、しばらくほったらかしていた。
塗装作業などを先に進めていたのだ。
木は、切り株にしたくらいでは、枯れない。
切株からひょこひょこと芽が生えて伸びてくる。
ひこばえと言う。
年老いてしまった木や、形が悪くなってしまった木などは、
思い切ってぶった伐ることによって、
木を更新するという方法が有る。
それくらい、木は伐られたくらいじゃ容易に枯れない。
※
目の高さの直径を、目通りと言う。
目通り20㎝近く有った。
何年前に植えたものだったか。
家を建てた47年前当初は、ここに木は植えていなかった。
地中には浄化槽が埋められていた。
まだ下水道が通っていなかったのだ。
3日ほど前に、多摩川の水が汚かったことを書いた。
私が小学校高学年の頃である。
それから水質が改善したのは、沿岸諸市に下水道が整っていったからだ。
我が家に下水道が通ったのはいつだったか。
※
昼間に図書館にでも行って調べておけば良かった。
なかなかインターネットでは探せない。
仙川の汚水ポンプ場ができたのが昭和52年とのこと。
おおよそその頃に下水道も備わっていったのだろう。
我が家が調布市に引っ越して来たのは昭和49年。
数年間は、バキュームカーが汚水を汲み取りに来ていたわけだ。
下水道管の埋設工事とともに、浄化槽を取り除いたんだか、
使わなくなっただけで今も地中にガランと存在するのか。
とにかく、キンモクセイはその後に植えたものに違いない。
ただ、買ってきて植えた時に既に3年くらいは経っている木だったかもしれない。
だから正確なことは分からない。
※
去年くらいに伸びた新しい細枝はともかく、
幹や太枝はけっこう木質が硬い。
幹の根元のところは言わずもがなである。
木を再生させたいのではなく、今回は更地にしたい。
根っこも付け根から切って、木の命を絶たねばならない。
土まみれになるとチェーンソーは傷んでしまうので、
土中の根は鋸で切る。
刃に土がまみれると、ぬめって切れ味が悪くなる。
だからなるべく根っこが顕わになるように土を掘るのだが、
これがなかなか難しい。
下の根っこにシャベルの刃先が当たって、深く掘れないのだ。
掘りにくい上にチェーンソーも使えないので、
根っこを切る作業はけっこうたいへんだ。
※
なるべく深く掘り下げて、
切りたい位置の土を払って、
少し時間をおいて土を乾かしてまた払って、
そうして、チェーンソーも導入した。
土が絡まないような角度に刃を入れる。
私のチェーンソーは刃の長さが25㎝で、
このキンモクセイの根元の直径にやっと足りる程度である。
しかし、チェーンソーの刃というのは、切りたい木の直径よりも長くないといけない。
そうでないと、うまく力がかからないのだ。
でも25㎝しか無いもんは無いので、うまくやる。
横からだけでなく、上からも切る。
それに交わるようにも切る。
お豆腐を賽の目に切るような要領で、少しづつ径を小さくしてゆく。
※
深い根は残してしまった。
土をかぶせて地均しした。
調べると、キンモクセイはバッサリと切られた時には枯れやすいほうだ、
と書いてあるのを見つけた。
それがその通りでありますように。
生えてきませんように。
じゃなくて。
[あらすじ] たくさん貰った薪を朽ちさせたくないので、
ちゃんと屋根の下に収めたい。
薪小屋を新たに作るために、木を伐ってスペースを作ったら
今度は家の外壁や破風板が傷んでいるのが顕わになったので、塗装し直した。
なんだかんだで一向に薪小屋に着手できない。
木を伐ってスペースを作った、なんて書いているが、
地上60㎝くらいのところで伐って、しばらくほったらかしていた。
塗装作業などを先に進めていたのだ。
木は、切り株にしたくらいでは、枯れない。
切株からひょこひょこと芽が生えて伸びてくる。
ひこばえと言う。
年老いてしまった木や、形が悪くなってしまった木などは、
思い切ってぶった伐ることによって、
木を更新するという方法が有る。
それくらい、木は伐られたくらいじゃ容易に枯れない。
※
目の高さの直径を、目通りと言う。
目通り20㎝近く有った。
何年前に植えたものだったか。
家を建てた47年前当初は、ここに木は植えていなかった。
地中には浄化槽が埋められていた。
まだ下水道が通っていなかったのだ。
3日ほど前に、多摩川の水が汚かったことを書いた。
私が小学校高学年の頃である。
それから水質が改善したのは、沿岸諸市に下水道が整っていったからだ。
我が家に下水道が通ったのはいつだったか。
※
昼間に図書館にでも行って調べておけば良かった。
なかなかインターネットでは探せない。
仙川の汚水ポンプ場ができたのが昭和52年とのこと。
おおよそその頃に下水道も備わっていったのだろう。
我が家が調布市に引っ越して来たのは昭和49年。
数年間は、バキュームカーが汚水を汲み取りに来ていたわけだ。
下水道管の埋設工事とともに、浄化槽を取り除いたんだか、
使わなくなっただけで今も地中にガランと存在するのか。
とにかく、キンモクセイはその後に植えたものに違いない。
ただ、買ってきて植えた時に既に3年くらいは経っている木だったかもしれない。
だから正確なことは分からない。
※
去年くらいに伸びた新しい細枝はともかく、
幹や太枝はけっこう木質が硬い。
幹の根元のところは言わずもがなである。
木を再生させたいのではなく、今回は更地にしたい。
根っこも付け根から切って、木の命を絶たねばならない。
土まみれになるとチェーンソーは傷んでしまうので、
土中の根は鋸で切る。
刃に土がまみれると、ぬめって切れ味が悪くなる。
だからなるべく根っこが顕わになるように土を掘るのだが、
これがなかなか難しい。
下の根っこにシャベルの刃先が当たって、深く掘れないのだ。
掘りにくい上にチェーンソーも使えないので、
根っこを切る作業はけっこうたいへんだ。
※
なるべく深く掘り下げて、
切りたい位置の土を払って、
少し時間をおいて土を乾かしてまた払って、
そうして、チェーンソーも導入した。
土が絡まないような角度に刃を入れる。
私のチェーンソーは刃の長さが25㎝で、
このキンモクセイの根元の直径にやっと足りる程度である。
しかし、チェーンソーの刃というのは、切りたい木の直径よりも長くないといけない。
そうでないと、うまく力がかからないのだ。
でも25㎝しか無いもんは無いので、うまくやる。
横からだけでなく、上からも切る。
それに交わるようにも切る。
お豆腐を賽の目に切るような要領で、少しづつ径を小さくしてゆく。
※
深い根は残してしまった。
土をかぶせて地均しした。
調べると、キンモクセイはバッサリと切られた時には枯れやすいほうだ、
と書いてあるのを見つけた。
それがその通りでありますように。
生えてきませんように。
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