[あらすじ] 15年以上前に貰ったMakitaの充電式クリーナ4070Dの
バッテリーが寿命を迎えた。
5分も使えない。そもそもパワーが出ない。
バッテリーが簡単に交換できるように作られていないが、
自分で交換できるんじゃないだろうか。
後継機種4076D用の交換バッテリーを購入し、
ボディを開封したよ。
※
自分で交換した経験者が口を揃えて言っているのが、
「新しいバッテリーが収まらないから、ケースの一部分を切り取る」
ということだ。
なるほど、
元々付いていたバッテリーと、新しく買ったバッテリーを並べてみると、
新しいものの方が数㎜長い。
バッテリーが収まっていた所の仕切りのプラスチックを
壊すべし。
ルーターに小さい丸鋸を取り付けて、切ってみた。
端っこが切れない。
ニッパーで切るか。
おや、案外軟らかい。
なんのことは無い、全体をペンチで挟んで、
エイエイと前後に動かしたら簡単に割り取ることができた。
これで、新しいちょい長めのバッテリーも格納できる。
※
さてバッテリーを付け替えよう。
経験者の中に、
「素人がやると、バッテリーをショートさせてたいへんなことになる」と
書いている人がいた。
そうだ。
私も素人なので、しゃらりと忘れていた。
バッテリーから出ているプラスの線とマイナスの線がうっかり触れてしまうと、
激しく電流が流れて、発熱する。
電気製品から発火した、なんてな事故はこういうことで起きている。
※
私は鍼灸師である。(はじめまして。)
鍼灸は人間の身体の「気」に働きかけて、
健康状態を良くする。
「気ってなんなの?」とか
「そんな目に見えないもの分からん信じられん」とか
よく言われる。
見方によっては、気は電気によく似た特性を持っている。
「電気」って「気」の字を使って言うくらいだもんね。似ているわけよ。
陰陽がある。
流れがある。
だから流れの方向がある。
イオン化傾向の異なる二種類の金属の棒や、
整流作用を持つダイオードを使う
「気」にアプローチする鍼灸療法がある。
身体の微弱な電気を感知するために、
指先の感覚を研ぎ澄ますトレーニングを積む。
その練習に、簡単な回路を使っていた。
乾電池に豆電球を付けただけの回路だ。
理論的な裏付けも必要なので、そのトレーニング方法は
ここでは書かない。
ただ、私は日々その練習をしていたので、
毎日、回路を持ち歩いていた。
1.5vの単三電池を4本まとめた電池パックに、豆電球を繋いだ回路を、
リュックの外ポケットに入れていた。
ある日、リュックから回路を取り出したら、
電池パックのプラスチックが融けて歪んでいた。
回路の途中、たぶん豆電球と結線している所は金属線が剥き出しになっているから、
その2ヶ所が、電球を介さずに触れ合ってしまったのだろう。
「プラスチックが歪んだくらいで良かったねー」
「荷物に燃えやすい物が入ってたらどうなっただろうねー」
「す~さん、背中の荷物が!火が!とか」
「カチカチ山の狸さんだねー」
仲間は面白半分ながら、
「ショートは怖い」と認識しましたとさ。
※
バッテリーを付け替える作業中、
また、繋いだ後の線がショートしないようにするために、
小さなコツが有る。
プラス極とマイナス極から出る線を、同じ長さで切らないことだ。
同じ長さで線が出ていると、先端が触れ合ってしまいやすい。
長さが違えば、万一、被覆が剥がれてしまったとしても、
即、触れてしまうということは無い。
経験者の「素人が云々」という警告を読んで、
このコツを思い出した。
あと、自分のカチカチ山エピソードも思い出した。
それから、火を噴いて壊れていった電気スタンドやテレビのことも
懐かしく思い出した。
※
私のこの記事を見付けた素人が
掃除機のバッテリーを自分で交換してみよう、
と思ったなら、どうか安全にやり遂げて欲しいものだ。
また、探していると、
4070Dのバッテリーを交換あるいはリフレッシュしてくれる業者も
有るようだ。
でも業者に頼んだら結局そこそこお値段かかりそうだ。
※
次回、バッテリーを付け替えるよ。
つづく
バッテリーが寿命を迎えた。
5分も使えない。そもそもパワーが出ない。
バッテリーが簡単に交換できるように作られていないが、
自分で交換できるんじゃないだろうか。
後継機種4076D用の交換バッテリーを購入し、
ボディを開封したよ。
※
自分で交換した経験者が口を揃えて言っているのが、
「新しいバッテリーが収まらないから、ケースの一部分を切り取る」
ということだ。
なるほど、
元々付いていたバッテリーと、新しく買ったバッテリーを並べてみると、
新しいものの方が数㎜長い。
バッテリーが収まっていた所の仕切りのプラスチックを
壊すべし。
ルーターに小さい丸鋸を取り付けて、切ってみた。
端っこが切れない。
ニッパーで切るか。
おや、案外軟らかい。
なんのことは無い、全体をペンチで挟んで、
エイエイと前後に動かしたら簡単に割り取ることができた。
これで、新しいちょい長めのバッテリーも格納できる。
※
さてバッテリーを付け替えよう。
経験者の中に、
「素人がやると、バッテリーをショートさせてたいへんなことになる」と
書いている人がいた。
そうだ。
私も素人なので、しゃらりと忘れていた。
バッテリーから出ているプラスの線とマイナスの線がうっかり触れてしまうと、
激しく電流が流れて、発熱する。
電気製品から発火した、なんてな事故はこういうことで起きている。
※
私は鍼灸師である。(はじめまして。)
鍼灸は人間の身体の「気」に働きかけて、
健康状態を良くする。
「気ってなんなの?」とか
「そんな目に見えないもの分からん信じられん」とか
よく言われる。
見方によっては、気は電気によく似た特性を持っている。
「電気」って「気」の字を使って言うくらいだもんね。似ているわけよ。
陰陽がある。
流れがある。
だから流れの方向がある。
イオン化傾向の異なる二種類の金属の棒や、
整流作用を持つダイオードを使う
「気」にアプローチする鍼灸療法がある。
身体の微弱な電気を感知するために、
指先の感覚を研ぎ澄ますトレーニングを積む。
その練習に、簡単な回路を使っていた。
乾電池に豆電球を付けただけの回路だ。
理論的な裏付けも必要なので、そのトレーニング方法は
ここでは書かない。
ただ、私は日々その練習をしていたので、
毎日、回路を持ち歩いていた。
1.5vの単三電池を4本まとめた電池パックに、豆電球を繋いだ回路を、
リュックの外ポケットに入れていた。
ある日、リュックから回路を取り出したら、
電池パックのプラスチックが融けて歪んでいた。
回路の途中、たぶん豆電球と結線している所は金属線が剥き出しになっているから、
その2ヶ所が、電球を介さずに触れ合ってしまったのだろう。
「プラスチックが歪んだくらいで良かったねー」
「荷物に燃えやすい物が入ってたらどうなっただろうねー」
「す~さん、背中の荷物が!火が!とか」
「カチカチ山の狸さんだねー」
仲間は面白半分ながら、
「ショートは怖い」と認識しましたとさ。
※
バッテリーを付け替える作業中、
また、繋いだ後の線がショートしないようにするために、
小さなコツが有る。
プラス極とマイナス極から出る線を、同じ長さで切らないことだ。
同じ長さで線が出ていると、先端が触れ合ってしまいやすい。
長さが違えば、万一、被覆が剥がれてしまったとしても、
即、触れてしまうということは無い。
経験者の「素人が云々」という警告を読んで、
このコツを思い出した。
あと、自分のカチカチ山エピソードも思い出した。
それから、火を噴いて壊れていった電気スタンドやテレビのことも
懐かしく思い出した。
※
私のこの記事を見付けた素人が
掃除機のバッテリーを自分で交換してみよう、
と思ったなら、どうか安全にやり遂げて欲しいものだ。
また、探していると、
4070Dのバッテリーを交換あるいはリフレッシュしてくれる業者も
有るようだ。
でも業者に頼んだら結局そこそこお値段かかりそうだ。
※
次回、バッテリーを付け替えるよ。
つづく
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