犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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沈下した犬走りの上にモルタル

2023年06月11日 | Do it myself
[あらすじ] 犬走りが不等沈下している。
古いすのこをばらして組み直し、枠を作った。


地面に杭を浅く刺したくらいでは心もとないので、
ブロックを置いて支えにした。

すのこと同じく、友人Fの家から貰ってきた大きいプラ舟でモルタルを練る。
砂を一袋と、セメントを3分の1袋。
水を入れる前に、砂とセメントの粉を混ぜる。

手順をちゃんと調べていない。
多分こうするほうがいいだろう、と考えてやっている。
そんなんで大丈夫なのか?



私があれこれ、家の補修を自分でやるのは、
亡父が色々な物を造るのを見てきたからだ、と言える。
ただ、亡父は外壁の塗装などはしなかった。

庭に在る四角い池は、亡父が自分で造ったものだ。
その頃、私は6歳前後だった。
作業に興味津々で、よく手伝った。

飲料ケースを運ぶ、鉄製の、縦長の、二輪の台車。
と言葉で説明して伝わるかなあ。
我が家では「コカ・コーラ」と呼んでいた。

あれを引っ張って、
家から500メートルくらいの所に在った資材店に行き、
砂とセメント袋を買って来たりしていた。

砂袋は20㎏、セメント袋は25㎏である。
6歳くらいの子どもが、手押し車が有るとは言え、
慣れていたとは言え、よく運べたものだ。

大人になった今、そんな子どもを見かけたらビックリする。




セメントの粉と砂を混ぜながら、思う。

セメントの袋には、
「強アルカリ性だから、眼鏡やマスクを着用して作業しろよ」
と書いてある。

50年近く前、お手伝いをしていたが、
眼鏡もマスクもした記憶は無い。
せいぜいが軍手だ。



砂と粉が混ざったら、水を注ぐ。

モルタルを練る作業も、手伝っていたような記憶が有る。
間違いだろう、
と練りながら思う。

砂と粉と水が混ざったところに、シャベルを入れて、返す。
シャベルを平たく入れて起こそうたって、無理だ。
シャベルは縦に入れて、切るように混ぜる。
お菓子づくりときっと同じだろう。

均等になるまで混ぜる。
水が多めのほうが混ぜやすいけれど、
水が多いと均等にするのもたいへんだ。



混ざったら、枠の中に入れる。
シャベルで掬って、枠の中に投げ込む。


これを、3回繰り返す。
セメント1袋と、砂3袋分だ。

汗だくである。

砂とセメントと水を混ぜる。
ザクーーー
ずしっ
という感触に、憶えが有る。
幼い頃に、確かに手伝っているはずだ。
手が、感触を憶えている。



モルタルを、枠の中に均等に詰めていく。
スコップを縦に入れて、切りながら広げていく。
中に空気が残らないようにする。

このへんも、手順を調べていなかったことに作業しながら気付く。
幼ない頃にコツを聞いたけれど、
全て教わったはずも無いし、ちゃんと憶えているわけも無い。

サク、サク、サク、と詰めていく。
それから、鏝で均す。

水がはけるように、かすかに傾斜を付けて、平らに均す。




次の雨の前に固化するべし。

枠を外すのは、忘れた頃にする。
うまく空気が抜けているだろうか。
上に乗った途端に割れたりしないだろうか。

失敗したとしても、自分でやった事なので、納得がいく。

しばらくこのまま放置する。
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