犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

コトリ

2016年01月29日 | イキモノタチ
冬枯れの庭は、案外賑やかだ。

火鉢が二つ置いてあるのと、池の水をあてに、
また、晩秋からは櫨(はぜ)の実、その後は落ちた実、
万両の実、それにしだれ梅がせっかく付けたつぼみを狙って
鳥が集まる。

池に氷が張るほどの冷え込みの朝も、水を求めてやって来る。
氷に乗っても、乗ってつついても、氷は割れない。
日がのぼって、ちょっとゆるんだ頃になってやっと水が飲める。

小さな火鉢はもちろんのこと、池でも、
水場にいるのは同じ種類の鳥だけだ。
異種の鳥が同時にいることは無い。
同じサイズ同士の鳥でも、ない。

ヒヨドリ、オナガ、キジバト、
ツグミ、アカハラ、シロハラ、
モズ、メジロ、シジュウカラ、ジョウビタキ、
アオジ、スズメ、コゲラ、アオゲラ、カラス。

庭には来ないが、近所にいるのは、
ハクセキレイ、ムクドリ。

木の実をついばむもの、木の幹をつついて虫を食うもの、
花のつぼみを食うもの、地面をつついて虫を食うもの、
好みは様々だ。

高い梢にとまるもの、地面をチョンチョンと歩くもの、
低い木の先にとまるもの、
行動範囲の好みも様々だ。

一時、部屋からよく見える位置に餌台をしつらえ、
そこに果物の皮や芯を置いてやった。
こういうイイ餌は、どうも喧嘩の火種になるようだ。
ヒヨドリやツグミなど、大きめで強い鳥が幅をきかせ、
かえって他の小鳥が寄り付かなくなるという現象もあった。

とかく朝は賑やかだ。
ああだこうだと鳴き交わしている。
どこで何を食ったとか言っているのだろうか。
ぴいちくぴいちく、かしましいと言ったら無い。

カラスなどは、よほど気を付けて観察していると、
言葉がわかるようだ。
小鳥でも、鳴き方が何種類かある、それを聞き分けるくらいのことは
してみたい。

なんなら「今日はおいしいものを餌台に置いたよ」
なんてなお知らせをしてみたいもんだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お世話になりました | トップ | キセキレイ »

コメントを投稿

イキモノタチ」カテゴリの最新記事