犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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風邪のこと

2011年02月01日 | からだ
風邪の話にちょっと戻ると。


ノドが痛いからすぐに医者に行って薬をもらうとか、
くしゃみが3回出たから置き薬をのむとか、

そういった早めの対処はかえって裏目に出ると言える。


身体は、風邪を引いたからそれを治そうとしている。
薬はその作用を抑えるものだ。

症状が出たときに、すぐに薬をのんで症状を抑えるということは、
せっかくの自分の身体の活動を、ツブシてしまうことになる。
それを繰り返していると、身体のそういった活動はニブくなるおそれがある。


イヤな症状は、身体の正常な反応。いわば健康の証。
薬で抑えるよりは、むしろ応援したいところ。

ニンニク・生姜を食べて体温を上げる応援をしたり、
痰を出しやすくする漢方を使ったり。

もちろん、そういった治癒力を助ける鍼治療を受けるのもひとつ(#宣伝#)。


風邪は季節の変わり目の通過儀礼みたいなものだ。
パッと熱を出して、筋や骨をゆるめ、次の季節に合った身体に脱皮する。
風邪を引くことで、次の季節を迎える準備をするのだ。
治った後ってすごく体が軽く感じますよね。

引いちゃったもんは、2日くらいはパアッと派手に引きゃあ良いんだろう。

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