犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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裁判員制度ーん

2011年02月03日 | 椰子の実の中
すげえ。全然、旬の話題じゃないんだけどさ。


そう、旬というよりハシリの頃、 たまたま裁判所に行った。

すると、もうすぐ裁判員制度導入というので、
プロモーションビデオよろしく、
裁判員制度を紹介するドラマのDVDを頒布していた。

広報映画、というわけだ。
3本ある。(全部もらった。)
一時は裁判所のHPでダウンロードできたが、今はできんらしい。
図書館には全巻有った。

村上弘明主演の『裁判員』
金剛地武志が被告の『評議』
酒井法子が裁判員の『審理』

けっこう面白く、見ごたえあった。
図書館などでも貸し出ししているようだ。




私は、この制度はイカンと思っている。

その理由。


凶悪犯罪なんて、知らない方がいい。

裁判の場で、分かりやすいように証拠品などを
大画面に映す工夫もしているらしい。
が、
そんなものも見ないで済むなら見ない方がいい。

殺された人、遺族、殺した側、
たくさんの退っ引きならない強い感情。
現場で起きた強烈な物理的な打撃。
場合によってはそれを覆う様々な虚偽。

触れないで済むなら触れない方がいい。


裁判官とか弁護士とか、検察や警察や医師といった、
専門家だけが関わっていればいいと思う。


一般人は経験しない方がいいと思う。


裁判員制度なんぞで、少しずつでも人々が凶悪事件に関わるように
なっていったら、いつかその痛みは広がって、
社会的に病むのではないか、と思っている。

キッツい事件の裁判員をつとめて、黙っていて平気でいられるだろうか。

裁判員をやった人に対する、心のケア対策を考える必要が
そのうち出てくるんじゃないだろうか。

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