犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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アンサンブルの穴 その2

2014年10月26日 | なりもの
みんなで一緒に吹くアンサンブルのために、
タテ:タイミングとヨコ:音高や音程、を合わせる。
そのためには、個人の技術と、アンサンブルの技術が必要。
というお話でしたが。

そこを詳しく述べる前に、これだけは!という点をまず挙げる。

○足で拍子を取らないこと 
○八分の裏打ちの練習を死ぬほどすること 
○チューニングはいらないと思っていい。ピッチ(音高)よりトーン(音色)を合わせる。
○ピッチ良く発音しようとするなら、速い息よりゆっくりな息をイメージしたほうが良い。

まず一つ目、足で拍子を取らないこと。
これにはいくつか理由がある。

・拍子が取れていない
足で拍子を取っている人を観察してみて欲しい。
一定のテンポで刻んでいる人は、ほぼいない。
どうやら、体感しているテンポに足が付いているだけのようだ。
また、思ったタイミングで足が動くわけでもない。
足で拍子を取るためには、そのためのトレーニングがまた別に必要だ。

・身体が揺れて、楽器の構えがブレてしまう
楽器の構えがブレると、唇に対する楽器の角度が揺れ、
アンブシュアを揺らし、当然の結果として音が揺れる。
安定しやすい座り方を知ったり、腰まわりの筋肉を鍛えることが
また別に必要だ。
前項と合わせて、ドラマーとしてバスドラムやハイハットのトレーニングを
しているか、マーチングのトレーニングをしている人なら、
足で拍子を取ることもできることはある。

・周りに迷惑
足で床を踏むので、最悪の場合は音が出る。
そこまでいかなくても、周囲に振動が伝わる。
たとえ一定のテンポで刻めていたとしても、これは迷惑。
また、演奏の際に楽器の音以外をたてることは、
とても音楽的ではない行為だ。

以上のような理由で、足で拍子を取ることはやってはいけない。
テンポは腹の中で取るものだ。

では、そのテンポ感はどうやって身に付けるのか。

という話はまた明日~♪

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