友人のおススメで、テレビのクイズ番組「東大王」を見始めたのは
3年近く前だったか。
レギュラー出演している東大のクイズ猛者たちは、
それぞれ、3月に学校と番組を卒業していく。
タレント性の有る学生が、テレビの活動を辞める時など
ちょっと惜しい気がしたりもする。
※
私はクイズにのめり込むことは無かった。
自分の生活周辺から知れることだけを見ていても
それはおそろしく限られたことである。
それだけを基盤にものを考えたり価値観を作ったり判断したりするということは
つまりおそろしく偏ったことになるだろう。
だから見聞を広く持つことは必要だと思う。
ただ、知ることの目的が知ること自体になるのは、違うように思う。
生活や思想に息づいてこそ知識は活きる。はず。
クイズというものは、知っていること、知識そのものだけを
問うているように感じる。
少なくとも、クイズというゲームの場ではそうなってしまう。
自分がクイズに夢中にならないのは、そういうところが理由のような気がする。
※
でもクイズは面白い。
ゲームとしての面白さも有る。
早押しクイズなど、問いを読む人や他の解答者との駆け引きも生まれる。
テレビのクイズ番組を見ているだけでは物足りなくなってくる。
そこで、東大王に出演している、伊沢氏の主催する
you tubeチャンネル「QuizKnock」を見るようになった。
クイズノックのクイズに見慣れると、
もうテレビのクイズは赤子の手をひねるようなもので、
物足りないどころの物足りなさではなくなる。
※
クイズノックの動画を片っ端から見ていると、
クイズ以外のこともちらほらやっている。
その中に、カードゲームが有る。
「ソクラテスラ」というカードゲームを紹介している回を見て、
おもしろいので買った。
おおう。
中年一人暮らしで、みんなでわいわいカードゲームを買って
どうしようと言うのでしょう。
いや、私には金管アンサンブルの仲間がいる。
ほぼ月一ペースで集まって、4~5人で練習する。
たまに一緒に酒を飲む。
そういう時にやれればいいじゃないの。
というチャンスが巡ってきた。
他にも私は、自分の遊びのためにパズルや知恵の輪を
いくつも買い込んでいた。
お腹もいっぱいになり、ビールも充分に飲んだ頃、一人が
「これはなんですか」と戸棚の中のパズルを見付けた。
「たけのこの里パズル」だの「カールパズルチーズ味」だの
知恵の輪だのキャストパズルだのをじゃらじゃら取り出したら、
みんなそれぞれにいじくり始めた。
ひとしきり遊んだら、また
「そのソクラテスラというのはなんですか」と見付けてくれた。
そうだった。
みんながパズルを遊ぶのは見ていてもちょっと楽しいけれど、
もっとやりたいのはこっちだった。
カードゲームを試しに一人で遊ぶのは
*ムナシイ*
※
一人で説明書を読んで、一人で仮想の相手とやってみた時は
説明書を読んでもいま一つゲームの流れが理解できなかった。
しかし、今回は進んで読んでくれた人の進行が良く、
分かりやすく遊べた。
みなさん三十代前半なので、どんどん説明書を読んでどんどん理解して
どんどんカードを配ってどんどんターンが進む。
まことに手順がよろしい。
私はついていきます。
期待どおりだ。
※
一人7枚のカードを持つ。
山から1枚引く。
右手・胴体・左手のカードが揃うと、偉人を召喚することができる。
カードには、偉人の名前を3つにブツ切りした部分が書いてある。
チンギスハンが「チン」「ギス」「ハン」とか
クレオパトラが「クレ」「オパ」「トラ」とか
二コラ・テスラが「ニコ」「ラテ」「スラ」とか。
一人の偉人の名前を完成させるのではない。
バラバラの偉人の名前を組み合わせて良いのである。
だから、副題に
「~キメラティック偉人バトル~」とある。
キメラとは、頭が獅子、胴が山羊、尾が蛇という幻獣である。
名前を読み上げて偉人を召喚するのが楽しい。
「ガガメン!」とか
「ニコチンホームズ!」とか
「ヘクスハン!」とかいうことになる。
カードには偉人の経歴も書いてある。
バラバラの経歴が繋げられてしまうので、
「5歳でフランス王に即位。」「35歳にて悟りを開き」「数々の権力者を篭絡した。」
なんてな生き様もでき上がる。
※
全員が一斉にバトルしなければならない「第三次世界大戦」や
無条件で勝てる「神」ジャンルの偉人も混じっていて
ゲームが単調にならない。
4ゲームか5ゲームかやって、私はのべ3体の神を召喚した。
おお。神々が私のもとに集って来る。
※
日本人(日本神)がいないね。
音楽家もいない。
と、日本のアマチュア音楽家たちは思った。
日本人(日本神)版は自作するしかないか。
と、調べてみたら、拡張版というカードセットが
2種類発売されていた。
しかし、その中にも日本人(日本神)や音楽家はごくわずかだ。
やっぱり作るしかないのか。
キメラ音楽家の能力は凄まじいものになりそうだ。
3年近く前だったか。
レギュラー出演している東大のクイズ猛者たちは、
それぞれ、3月に学校と番組を卒業していく。
タレント性の有る学生が、テレビの活動を辞める時など
ちょっと惜しい気がしたりもする。
※
私はクイズにのめり込むことは無かった。
自分の生活周辺から知れることだけを見ていても
それはおそろしく限られたことである。
それだけを基盤にものを考えたり価値観を作ったり判断したりするということは
つまりおそろしく偏ったことになるだろう。
だから見聞を広く持つことは必要だと思う。
ただ、知ることの目的が知ること自体になるのは、違うように思う。
生活や思想に息づいてこそ知識は活きる。はず。
クイズというものは、知っていること、知識そのものだけを
問うているように感じる。
少なくとも、クイズというゲームの場ではそうなってしまう。
自分がクイズに夢中にならないのは、そういうところが理由のような気がする。
※
でもクイズは面白い。
ゲームとしての面白さも有る。
早押しクイズなど、問いを読む人や他の解答者との駆け引きも生まれる。
テレビのクイズ番組を見ているだけでは物足りなくなってくる。
そこで、東大王に出演している、伊沢氏の主催する
you tubeチャンネル「QuizKnock」を見るようになった。
クイズノックのクイズに見慣れると、
もうテレビのクイズは赤子の手をひねるようなもので、
物足りないどころの物足りなさではなくなる。
※
クイズノックの動画を片っ端から見ていると、
クイズ以外のこともちらほらやっている。
その中に、カードゲームが有る。
「ソクラテスラ」というカードゲームを紹介している回を見て、
おもしろいので買った。
おおう。
中年一人暮らしで、みんなでわいわいカードゲームを買って
どうしようと言うのでしょう。
いや、私には金管アンサンブルの仲間がいる。
ほぼ月一ペースで集まって、4~5人で練習する。
たまに一緒に酒を飲む。
そういう時にやれればいいじゃないの。
というチャンスが巡ってきた。
他にも私は、自分の遊びのためにパズルや知恵の輪を
いくつも買い込んでいた。
お腹もいっぱいになり、ビールも充分に飲んだ頃、一人が
「これはなんですか」と戸棚の中のパズルを見付けた。
「たけのこの里パズル」だの「カールパズルチーズ味」だの
知恵の輪だのキャストパズルだのをじゃらじゃら取り出したら、
みんなそれぞれにいじくり始めた。
ひとしきり遊んだら、また
「そのソクラテスラというのはなんですか」と見付けてくれた。
そうだった。
みんながパズルを遊ぶのは見ていてもちょっと楽しいけれど、
もっとやりたいのはこっちだった。
カードゲームを試しに一人で遊ぶのは
*ムナシイ*
※
一人で説明書を読んで、一人で仮想の相手とやってみた時は
説明書を読んでもいま一つゲームの流れが理解できなかった。
しかし、今回は進んで読んでくれた人の進行が良く、
分かりやすく遊べた。
みなさん三十代前半なので、どんどん説明書を読んでどんどん理解して
どんどんカードを配ってどんどんターンが進む。
まことに手順がよろしい。
私はついていきます。
期待どおりだ。
※
一人7枚のカードを持つ。
山から1枚引く。
右手・胴体・左手のカードが揃うと、偉人を召喚することができる。
カードには、偉人の名前を3つにブツ切りした部分が書いてある。
チンギスハンが「チン」「ギス」「ハン」とか
クレオパトラが「クレ」「オパ」「トラ」とか
二コラ・テスラが「ニコ」「ラテ」「スラ」とか。
一人の偉人の名前を完成させるのではない。
バラバラの偉人の名前を組み合わせて良いのである。
だから、副題に
「~キメラティック偉人バトル~」とある。
キメラとは、頭が獅子、胴が山羊、尾が蛇という幻獣である。
名前を読み上げて偉人を召喚するのが楽しい。
「ガガメン!」とか
「ニコチンホームズ!」とか
「ヘクスハン!」とかいうことになる。
カードには偉人の経歴も書いてある。
バラバラの経歴が繋げられてしまうので、
「5歳でフランス王に即位。」「35歳にて悟りを開き」「数々の権力者を篭絡した。」
なんてな生き様もでき上がる。
※
全員が一斉にバトルしなければならない「第三次世界大戦」や
無条件で勝てる「神」ジャンルの偉人も混じっていて
ゲームが単調にならない。
4ゲームか5ゲームかやって、私はのべ3体の神を召喚した。
おお。神々が私のもとに集って来る。
※
日本人(日本神)がいないね。
音楽家もいない。
と、日本のアマチュア音楽家たちは思った。
日本人(日本神)版は自作するしかないか。
と、調べてみたら、拡張版というカードセットが
2種類発売されていた。
しかし、その中にも日本人(日本神)や音楽家はごくわずかだ。
やっぱり作るしかないのか。
キメラ音楽家の能力は凄まじいものになりそうだ。
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