犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

木材高騰とワタクシ

2022年04月24日 | Do it myself

[あらまし] 玄関わきに屋根付き駐輪スペースを作るのだ。
地面にコンクリ平板を敷き終えたので、屋根作りに取り掛かる。

材木を買うためにホームセンターに行って、驚いた。
半年かそこいら前に、どこの店にはどの材が有るか、調べておいた。
その時のメモの価格の1.56倍になっている。

柱は、1200円の材を5本で6000円。
と考えていた分が9000円になるわけだ。
これが全てではない。
1.56倍とは。予算とまるで違うことになる。

一体どういうことなのか。
一旦、買うのをやめて、自宅に戻って調べた。



木材が高騰するというのは、なんだか誰かから聞いていたような気がする。
こういうことは幼馴染の建築士、友人Mに違いない。
聞いてみた。
「そうそう、だから〇〇を早く××しろって、母M子がうるさいのよ。」
そうだった。その話は聞いていた。
ひとんちの事情だからここに詳しいことは書かないが、
住宅関連の価格が変わって、業界は騒然としているそうだ。



国土交通省のサイトにはこうある。
「北米における住宅着工戸数の増加、中国での木材需要増大、
世界的なコンテナ不足による運送コストの増大等の影響により、」
輸入木材が不足している、と。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/jutakukentiku_house_tk4_000080.html

日本は木材の自給率が低い。
一次産業を賄えていない国家は、地盤が弱いとつくづく思う。

新型コロナウイルスの流行によって、在宅時間が増えたので、
北米で家を建てる人が増えたんだとか。
かつ、木材輸入国である中国での需要も増大しているとか。
そこへもってきて、ウクライナ侵攻からの経済封鎖によりロシアからの輸入ができず、
追い討ちがかけられているとか。



これは、少々待ったところで価格は下がってこなさそうだ。
家を一軒建てるというほどの量ではない。
私は今、買おう。

友人Fの亡くなったお父さんが使わなかった材を貰ってある。
それを使おうとして考えたが、問題が多くて脳みそが疲れてしまった。

・他の材と規格が合わない。 
貰い物の材はツーバイフォーである。
材の規格の違いはすなわち工法の違いでもある。
規格の違う材が混じると、工法も混じるようなことになる。
頭ん中がゴチャゴチャになる。

・庭に置いてあったので、きちゃない。
ゴキブリの巣になっていたり、雨ざらしで汚れていたり。
屋根の桟に使いたい材も、汚い。
ペンキを塗ってごまかそうかとも考えたが、
汚れを隠すためには濃いめの色を塗ることになる。
見上げた部分が濃い色なのは、ちょっとうるさいので、避けたい。

1.56倍でもいい。数千円の違いだ。材を買おう。
きれいに作って長もちさせよう。



数ヶ月の間に高騰したので、
住宅の新築増改築リフォームなどについて、
見積りどおりに作れない、というトラブルも多く出ているようだ。
上掲のサイトでも、相談窓口の案内が有る。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 平ら目分量 | トップ | 木材を継ぐ »

コメントを投稿

Do it myself」カテゴリの最新記事