犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

平ら目分量

2022年04月23日 | Do it myself
目分量が得意である。(鼻高々)

中学の家庭科の授業で、裁縫をした。
縫い代を1.5cmとる。
適当な間隔をおいて、物差しで1.5cmを測って点を打ち、
その点を繋いでいって曲線を描く。

そんなのめんどくさい。
1.5cmを何回かとったら覚えて、
あとは型の線から同じだけ離れた線を引きゃいいだけでしょ。
ぎゅーーん。
作業が速い。

作業が速い割には、完成は遅かったような記憶が有る。
何か、工程の理解が遅かったんだったか、
先生の話を聞いていないからだったか、
遊んでばかりいたのか。

料理をする時も、材料をきちんと測るなんてめんどくさい。
200ccならこんなもんでしょ、ざー。とか
小さじ2のならこんなでしょ、ぱらぱらぱら。とか
大さじ3ねはい、どぼどぼ。とか。

時計を見ないで時刻を当てるとか。
今日は何㎞歩いたとか。
一時間だけ昼寝しようとか。
でっかい南瓜の重さ当てクイズとか。
得意である。



[あらすじ] 玄関わきに二輪車を置く屋根付きスペースを作るのだ。

地面は、木を伐って、根を掘り起こして、土を均して、踏み固めて、
その上に、砂を敷いて、コンクリート平板を並べた。

この上に、木材を組んで屋根を作る。
という工程に取り掛かろうとして、ふと、
コンクリ平板の地面がきちんと水平でないと、
上に立つものがちゃんと立たないということにやっと気付いた。

いや、まるで気付いていなかったわけではない。
けれど、まあ、なんか挟むとか柱の長さを調整するとかでなんとかなるだろう、
と考えていた。
ダメじゃろ。
そんなことをするのは難しいし、不安定だ。

仕方ない。
修正するか。

初めて水平器を持ち出した。

有るのよ。持ってんのよ。
持ってんなら、平板を並べる時から使えば良いのだが、
例によって「めんどくさい」と使っていなかったのだ。

平板の上、柱を立てる予定の位置に、ピンコロ(立方体のコンクリのかたまり)を置き、
板を渡して、水平器を置く。

真上からゲージを見下ろす。


気持ち悪いくらいちゃんと水平に出来上がっている。

友人Mに写真を見せたら、
「すごいを通り越して怖い。」と言う。
Mは建築士である。
水平の大切さの上に成り立つご職業であろう。



なんとなく不安だった地面の水平もクリア。
いよいよほんとに小屋作りに取り掛からねば。
でも例によってちょっと「めんどくさい」。

なるべく簡単に、でもなるべく頑丈に、なるべくお金をかけずに、
なるべく家に有る物を使って作りたい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 塀の支柱に錆止めを塗る | トップ | 木材高騰とワタクシ »

コメントを投稿

Do it myself」カテゴリの最新記事