犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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シリーズ「実家の机」喫煙時代編

2014年01月10日 | 日々
[あらすじ] 実家で使っていた古い机の引き出しから出るわおタカラ。


煙草を吸っていた。
もう15年くらい前にやめたが、それまでの約10年は吸っていた。
1日1箱ペースだった時期も長い。
タールが何mgとかくだらんことに気を回さず、
辛い煙草をパカパカとふかした。

クールの緑のソフトパックが長かったように記憶する。
調布駅北口のスクランブル交差点の前にある
酒屋で煙草を売っていて、しばしばそこで買った。
横断歩道を渡る私が見えると、奥さんは立ち上がって
背後の棚からクールの緑のソフトパックをワンカートン出す。

とまあ、そんなにまで喫煙者だった。
当時は携帯なんかまだ無くて、
出かける時にポケットに入れるのは煙草だった。
ポケットの底には煙草の葉くずがいつも入っていた。

外国文化を学ぶ学校に行っていたので、
見慣れない輸入煙草を吸っている人が身近にいた。
見慣れないだけでなく、香りも味もまるで違った。
一本もらって試したりしたものだ。

パッケージをとってあるのは、気に入ったからなのだろう。

左のはどこの国の煙草だろう?
ジタンに似た香りだったような気がするが、憶えていない。

右のはインドネシアの、ガラム。
茶色の箱の方が辛くて、舌がビリッとした。
この赤箱は甘かった。
唇も甘くなった。



何年かに一度、煙草を吸う夢を見る。
あんなに口の中がヤニ味になるものは今はもう願い下げだ。
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