犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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発毛

2021年03月27日 | 犬と暮らす
飼い犬ウーゴくん去勢オス4歳8ヶ月。

10月初めに保護団体から引き取ったので、
やっと半年経とうかというくらい。

風の音や、自分が踏んだ枯れ枝の音にもビビる。
車のドアを閉める音なんか大嫌いで、逃げ出す。
水を飲んでいる時にでも何か物音がすると、
身体がビクンと一瞬飛び上がる。

ビクッとするというのは身体の反応なので、
ビックリする前にそうやって動いてしまうのだろう。

何か、ココロの問題が有るのか、なんなのか。
生まれつきの性格か。
生まれてからすぐの経験によるものか。



朝のドッグランにはすっかり慣れて、
他の犬とはよく遊ぶし、他の犬の飼い主さんたちにも
たくさん撫でてもらってご満悦のご様子である。

家では相変わらず、全ての物に警戒している。
自分の寝床からほとんど離れない。
行動範囲はなかなか拡がらない。

特に冬の間は薪ストーブが部屋の真ん中に置かれた。
10月から2ヶ月で少しづつ室内に慣れた頃にストーブが出たので、
また寝床から数歩の範囲での生活に戻ってしまった。

しかし、もう春だ。
そろそろ薪ストーブも片付ける。
喜んで行動範囲が拡がるだろうか。



室内に60㎝水槽を置いてドジョウとカワニナを、梅酒の瓶にメダカを飼っている。
カワニナは冬の間も着々と繁殖して成長している。

一方、ドジョウは冬の間ほとんど動かない。
冬の初め頃には5匹いたが、
残念ながら2匹が死んでしまった。

メダカはそこそこ動くし、食べる。
けれど、この数日は更によく泳ぐようになってきた。
水温も上がってきているのだろう。

そろそろメダカを庭のトロ舟に移そうかと考えている。
のびのびと暮らしてじゃんじゃん繁殖すりゃあいいさ。
今は18匹だ。
夏に殖えてくれたら楽しいのだが。



柴犬のような胴体に、顔つきはちょっとシェパードっぽい。
キリッとした表情だと思っていたが、
この頃はどうも甘えた表情のことが多い。
ウチに来た頃とだいぶ違う顔になった。
リラックスできているのか。

「施設にいた頃は緊張してたのかもね。
っていうことは、生まれてから今までずっと緊張した顔だったのかもね。」
と近所の幼なじみ友人Mが言う。
そうかもしれない。



ウチに来たばかりの頃、アレルギーがひどく出た。
痒いところをしつこく舐めたり咬んだりするので、
何ヶ所も禿げができた。

薬が効いたので、獣医さんも「それならメンタルではなくて
アレルギーかもしれませんね。
アレルゲン検査も考えてみてください。」
と言った。

その後、やっぱり時々痒みが強く出るようだ。
だが、禿げるところまではいかない。

同じくらいの痒みでも、
緊張していたら痒みを強く感じるということや、
気持ちに余裕が無いと痒みに意識が集中してしまうということ
などが有りそうだ。

人間のアレルギー症状がひどくなるのも、
精神的な状況が無関係ではない。



掻き過ぎて禿げができた時に、
ウーゴの身体をよく観察した。

前脚の、肘の外側に、ハゲタコが有った。
「大型犬なんかだとよく有ります。
肉の薄い所なので、タコができるんです。
問題有りません。」と獣医が説明してくれた。

体重15㎏程度の犬でもタコができるものか。
と思ったものだ。

今、ウーゴの肘からハゲタコは消えている。
毛に覆われて、どこがハゲタコだったか、もう分からない。

家の中で、クッションやら低反発マットレスやらの上で寝ているからだ。
施設では、わりと硬い床の上に寝ていたのだろう。



春だな。
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