犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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三種

2019年08月18日 | イキモノタチ
[あらすじ] 蝉の脱け殻ばかり数えている。

ユリノキのすぐ横にはえている桜の枝先には脱け殻が見当たらないと書いたが、
今朝見ると、桜の木の葉先にも脱け殻が着いていた。
ただ、長い枝には無いようで、短い枝の葉先に着いている。
枝が長いか短いか、見極めてから這い上っているのだろうか?



近くの椎の木にも脱け殻が着いていた。
低い所にはニイニイゼミ、枝の方にはミンミンゼミ、幹にはツクツクボウシ。
そう、今まで見なかったツクツクボウシの脱け殻が増えた。

「オーーーーシーーーーツクツクツク」と聞こえると、
夏休みも終わり近いな、と思う。

ミンミンゼミやアブラゼミの脱け殻よりずっと小さいが、
ニイニイゼミよりは大きく、
細長くて腰がちょいとくびれている。
色はくすんでいて、ミンミンアブラのような飴色のテカりは無い。



蝉の脱け殻からヒョロッと出ている白い糸は、
呼吸のための管だという。
昆虫は、腹部の側面に呼吸の穴が有る。
だから、白い糸はよく見ると、そこから伸びている。

人間で言えば、気管の表面の膜も脱皮する、という感じか。
しかも何本も有る。
全部を脱ぎ去るのだから、たいへんなことだろう。



写真では、低い所が好きなはずのニイニイゼミの脱け殻が一番高い所に着いている。
左下のがミンミンゼミと、ツクツクボウシ二つ。
写っているのはこの4つ。たぶんね…

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