家に住む人は、外部の景観を眺めることで一日の生活リズム感を保つ効果があります。
そのため窓は、外部景観を正確に見せる必要があります。
ガラスの歪みは勿論ですが、着色することも推奨できません。
天候の良い時は窓を大きく開放し、外の空気を通気させることも必要です。
一方で防犯や火災などの時の非難路としても重要な開口部となります。
また窓は多くの熱を取り込みつつも逃がす熱も多いのです。
窓からは、季節の彩りを取り込む景観、闇夜に輝く星空や満月のお月様、暖かいお日様の優しい陽射しなども取り込みます。
この家の窓を選ぶ時は、機能より意匠を優先されて来た気が致します。
これは住んでから悔いを残す窓の選定とも云えそうです。
何も機能のない安価なガラスをフロートガラスと言います。
先進諸外国では断熱性を上げるため、ペアーガラス、トリプルガラスは標準です。
更にLOW-E機能と言う、断熱効果を更に高め、日射熱を反射させる機能を付けられます。
私達のファースの家は30年前からLow-Eペアーガラスを標準装備してきました。
窓はガラス性能とそのガラスを支えるサッシ枠の機能も伴わなければなりません。
アルミは木材の100倍、樹脂の1000倍も熱を逃がします。
その樹脂や木材は、紫外線劣化や支持力などの問題もあります。
技術的には既にこのような機能、性能の伴ったガラスとサッシが供給されております。
しかし見た目や価格競争で家づくりを行っているのが実情なのですが、賢明なお施主様は、住んでから実感する性能、機能を見逃すことはないと思われます。
写真はファース本部が開発中のグラスウール150mmに相当する多層断熱ガラスです。
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