夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

オダマキ

2010年05月10日 19時29分42秒 |  あなたの鼓動、華


この間のベランダの花たちでオダマキを載せましたけど、花言葉が、「愚か」「棄てられた恋人」なんだそうで、
なんじゃこれ、私のことじゃないかと、改めてオダマキをしげしげと眺めております。
でも、変な形の花ですな~

ぶ~~~~ん  ツバメ

2010年05月10日 15時54分43秒 |  多摩川散歩


毎年、この時期になると、 ツバメ返しって燕の写真をアップいたしまします。
毎年、やっているにしては、進歩がない。




燕 おなかのへるうた」みたいに、飛んでないのならなんとか間に合うのですけど、飛んでいるものはね~



なかなか上手くなりません。



おまけに今や、お犬様がリードを引っ張っているし、、、



でも、この日記が、「老化予防のため」ならば、、、



へたでもなんでも、がんばらなくっちゃ、ねっ。



共通データ
ニコンD300
ニッコール 70-300VR 
ISO800

新緑

2010年05月10日 14時13分37秒 |  多摩川散歩


昨日は素晴らしい晴れの一日でした。
新緑が五月の太陽に照らされて目にまぶしい。
風も爽やか。
一年のうちにこれほど爽やかな日はそれほどないと思えるくらい。



こぼれ日に浮かび上がる若葉も、柔らかく、しなやか。
町を歩くとどこからともなく、みかんの花の香りが流れてきて、
もう、何も言うことはありません。



ベランダの花たち

2010年05月06日 18時15分04秒 |  あなたの鼓動、華


ところで、犬を連れて散歩するときに困るのがカメラ。
スコップやビニールの袋、それに抜け毛の時期なので、ブラシなんぞを手に持って、リードを操りながら歩いて行くとなると、カメラが撮れません。
まして、鳥だとか、野草のクローズアップとかってのは、どう考えても無理。

このようなわけなので、ベランダの花たちでご容赦ください。



あぁ、私のカメラマンとしての輝かしい夢はついえた。



なに、そんなもん、はなからないってか? 



あんた、物事をストレートに言いすぎですよ。



当人だってうすうすは感じているんだから。



必死で、それに気がつかない振りをしているだけなんですからね。



その辺をわかってやってくれないと。


公園デビュー

2010年05月06日 17時24分33秒 |   ボクとおいちゃんと ときどきおねえ


昨日は、ワンコを連れて、トンボの沼に行ってきました。
あそこで最初にあったのですから、もし飼い主のところから迷い子になったのなら、連れて行けば戻るかなって思ったのです。
車を下ろしたら、ずんずんと歩き出す。これは飼い主のところへ帰るのだろうと、ついていきましたら、ディケアセンターに入っていく。
そちらで、この犬の事を聞きましたけど、でもここの犬ではないとのこと。
近くでも見たことがないとのことでした。
他にどこへ行くかと思いましたら、結局なんのことはないこの子の散歩につき合わされただけ。
近くの何軒かと、公園の管理人の方にも聞いて見ましたけど、見たことのない子だとのこと。
管理人さんは、近くの犬ならお腹がすけば家に帰るよ。
たぶん、遠くから来て、棄てて行ったんじゃないかってこと。
それもありえますね。
この子にも、探しているかもしれない飼い主さんにとっても、一番いいのは元の飼い主に返すことだけど、こんな飼い主なら返したくないですね。

知人からは里親探しのサイトを紹介されましたが、できれば直接知っている人で、犬を飼いたいと願っている人があればと、電話をかけまくりましたが、それも駄目。
お茶の師匠は、かねがね柴が飼いたいって騒いでいたのですけど、今は駄目。
それにこのうちには、自分の何倍もある犬に咬みつくような凶暴な猫が控えているし。
指圧の先生は、知人に柴が欲しい人があり、仲介したとたんにめろめろになって、飼いたいって騒いでいるのですけど、この方のマンションはペット禁止。
欲しい人はたくさんいるのですけど、いざ、実際に話が来ると、誰も、あれやこれやって、飼えないのですね。

これ以上愛着が出てくると困るので、名前も付けてないのですけど、岬から東京へ出てくるとなると、まさか放り出しておくわけには行かず、
昨日、大屋さんに頼み込んで2泊だけってことで、連れてまいりました。

柴犬は猪にでも向かっていく猟犬なのに、この子はとても臆病。
特に、知らない人や、知らない家に入るのを極端に嫌います。
私との最初の出会いの時にはあまりにお腹がすきすぎて、それを忘れちゃったんでしょうね、、、
それなのに車の中では半分以上、ぐっすりと寝込んでおりましたし、こちらも最初は玄関を入るのを嫌がったくせに、今や、ベランダでスースー、気持ちよさそうに寝ております。
臆病なくせに、妙に図太い。
ちょっと性格が掴みにくい。



今日は、デビューの日。
ほんとは、もっと早い日時だったんですよね。
でも、多摩川デビューなら日時は関係ないか。
それに、衣装も要らないですし、私としては気が楽。



人がいないところを見計らって、リードを外してあげましたしたが、気持ちよさそうでしたね、、、




ハルジオン

2010年05月05日 12時05分30秒 |  岬な日々


4月の10日に弟の発表会があってそれを日記で紹介していましたけど、その中にかなりきつい批評をした部分がありました。
インストラクターの一人だったのですが、気の抜けた演奏を幕間で披露していたのですね。
プログラムでは別な曲が書いてありましたので、直前に変更したのだと思いますが、ショパンのエチュードの1番。難しい曲。だけど、難しいから弾けないのじゃないのです。ミスタッチも気がつかなかったし、彼は十分に弾きこなせるのに、気合が入っていないってのがみえみえ。

だから、少なくともプロなら、どんなときにも最善を尽くすべき。
それが聞いている人への礼儀だし、自分のためにも、どんな人が聞いているか分からない。自分への評価がその演奏で決められてしまうかもしれないんだからって書いていたのですけど。

その演奏しかできない子であれば、何も言いません。
よかったね~ってにこにこしてあげる。
無理なことを押し付けるのは可愛そう。
そのレベルで楽しんでもらえればそれでいい。

でも、それ以上の才能のある子が、それを発揮していないっていうのは見ていて悲しいですね。拍車をかけて走らせたいってつい、老婆心を起こしてしまう。
年寄りになったからってことではないのです。

学生時代も、毎日マージャンに明け暮れていた子がいて、その子がすごい頭のいい子だと分かっていましたので、せっかくの才能をこんなことで無駄にしてって腹が立ったことを覚えています。もちろん、何の義理もないのですから、私もだまってマージャンの相手をしていましたけど。

ねぇ、私の写真や文章に難癖をつけないでくださいね。
私はどうころんでもこの程度しかできないのだから。
むしろ、ほめて頂戴。
それで、お互いに幸福だからね~

なんてことは別にしても、
高いレストランに入って、ある程度美味しいものがでてきても、そんなに感激しない。だって、その値段相当の味やサービスを期待してきているのだから。
だから、この人はこれだけのことができるって期待されているときに、そのレベル、あるいはそれ以下で終わったら、周りはがっかりするでしょうね。

園芸種は綺麗な花を咲かせるものばかりです。
でも、野に咲き、雑草として嫌がられている花でも、すごく綺麗な花もたくさんありますよね。
ハルジオン、先日も取り上げましたし、この時期には必ず出てくる花。
ノゲシの花もそんな花の一つですね。
庭のあちこちに顔を出して花をつけているのをみて、ため息をつきながら、草刈の予定を立てているけど、気持ちのどこかに綺麗な花なのに、、、刈り取るのはもったいないな~って、そんな部分があるのです。

綺麗な花を咲かせられるのに、増えすぎるってのも、また別な意味でのデメリットでしょうか。
あまり、自己主張をしないで、周りがその長所に気がつくようにする、、、、
今や、廃れてしまった美風なのでしょうね、、、、、




水伝ふ磯の浦見の岩つつじ

2010年05月05日 11時42分30秒 |  気になる詩、言葉


水伝ふ磯の浦見の岩つつじ
  茂く咲く道を またも見なむかも
       詠み人知らず   
       万葉集 2-185


水にぬれた磯に岩つつじがたくさん咲いている
  この道を 果たしてまた通ることがあるのだろうか

今日の日記で 知人が岬の山側の村を訪ねられたのだけど、つつじのころにまた来たいと書かれていた。 
家の周りのつつじはもう盛りを過ぎて、散り始めています。

岬は海側と山側、特に海から見て陰になる部分の温度差が激しい。
房総の内陸の丘陵地帯は典型的な内陸性の気候。
冬は寒く、夏は暑く、そして一日の温度差が激しい。
だから、紅葉の名所なども結構あったりするのです。
そして、花色も鮮やか、ほんとに見ごたえがあります。

ところで、なんどかこんな例を挙げていますけど、万葉集に出てくる花で、古今集や新古今には出てこない花がいくつかあります。逆なら、そのころまだ日本に入ってきてなかったのかななんて思えるのですけど。

今、岬の自然を、そして家の庭を鮮やかに飾っているこのつつじもその一つ。
万葉集にはいくつか出てくるのに、古今、新古今集にはまったくでてきません。これほどの花が無視されるとは、変ですね~




  
      

我輩は犬である

2010年05月05日 11時22分06秒 |   ボクとおいちゃんと ときどきおねえ


我輩は犬である。
まだ、名前はない。

5月の2日に放浪を楽しんでいた我輩に餌をくれたのが今の飼い主。
いや、それから3日たつけど、まだ飼い主でもない。
この御仁、我輩の元の飼い主を探しておる。
元の飼い主が見つかって戻してくれるときに、我輩のことに愛着を感じてしまっていると悲しいと思って、名前もつけないで、距離を置こうとしている。
けっ、人間の浅知恵ってもんじゃないか。
我輩の魅力は、あまたのギャルたちを虜にしてきたんだから。
人間の雄なんてちょろいもんだ。
今に見ていろ、元の飼い主が見つかって返すときに、涙を流させてやる。
でもよ、もし元の飼い主が見つからなかったらどうする気だろう。

我輩としては、ここにいてやってもいいような、なんだかそんな気分になってきているのだが、こりゃ、いかんかな~


大汗をかいた

2010年05月04日 20時56分24秒 |  岬な日々

2日に犬を保護して
から、犬の話や関係のない日記にまで犬の写真が続きますけど、
今日は、海を見せてやろうと、買ってきた首輪をつけ、リードを持っていすみ市の三軒家の海岸まで出かけました。
どうも、海は初めてだったのかな、他の犬がいて吠えまくっていましたけど、まったくそれには興味を示さず、波打ち際や砂浜の雑草の辺りをしきりに探検しておりました。

人がいなければ、リードをはずしてあげたいと思いましたが、世の中はゴールデンウィークですよね、海辺も人がいるし、犬もいるというので、放してあげるのは諦めました。
自由に遊べたら喜んだでしょうにね~ 仕方ないですね。

ひと時遊んでから、こちらは昼ごはん。犬がいるのにどこに行こうかと迷いました。
水も飲ませてやりたいし、できれば車から出して、影のあるところに繋いでやりたい、、、、
そんなことをきいてくれるのは犬を飼っているところでしょうと、だるま庵に寄ってみたのですがこちらはまだ準備中。
シーソングは、満員御礼の状態。
さてさて、困ったって思ったときに、ふと、シーソング近くのクレープ屋さんを思い出しました。お姉さんが同じ家で犬のシャンプーやトリミングをしているのだから、あそこなら絶対大丈夫でしょう。

そこまでは正解でした。
ランチセットを頼んで、レストランの外の椅子に犬を繋いでおりました。
水飲みもありますよってことで、貸していただいて、犬ものんびりと水を飲んでおりました。
ところが、どうした拍子か椅子が倒れて、ガタンって大きな音。
それに驚いた犬が椅子をひっぱったまま走り出しました。
前は茂原に通じる国道。
車が通ります。
必死になって追いかけましたが、犬にしてみれば、音で驚いて逃げたのに、後ろからがたんがたんって音が追いかけてくるのですから、仰天したのでしょうね。その逃げ足のはやいことはやいこと。
そのうち、近くの人たちも何人も犬を追いかけてくれて、やっと捕まえることができました。
ほんとうに、皆さんありがとう。
こちらは大汗をかいてしまいました。

でも、犬を飼っている人ってみな同じ反応をしますね。
ここのクレープ屋さんのオーナーも、それは神様がくれたご縁だって、
先日の犬を拾いましたでも、同じコメントを別な方から頂いていますよね。
こちらはもし、いい里親が見つかればなんて思っているのですけど。

Mixiのいすみのコミュには、飼い主の心当たりを聞いていますけど、まだ返事がない。
離れたのなら飼い主のところに戻れればそれが彼のためにも一番なのでしょうけど。
放したのなら、そんな飼い主には戻したくないですけどね。
でも、人馴れしているし、騒がないし。
家はまわりに人家がないので、家にきたら、リードははずしていますけど、どこにもいく気配がない。
玄関のドアの前で私が出てくるのを待っています。
それに2日に保護してから今まで、この子の吠える声を聞いたことがないのですね。
たぶん、前の飼い主に可愛がられていたのだと思いたいですね。


犬は好きですし、飼いたい。
実家では柴犬を何匹も飼っていましたし、そのおこぼれが家にも来ていましたので、柴には慣れています。
飼うとすれば柴だろうとさえ思っていたのですけど、東京と岬の二股では犬のほうにストレスがかかりますよね。
それに、もし飼いたいとなれば、最初に了承を得なきゃいけないところもあるし。

だから、まだ名前もつけないで、できるだけ愛着を持たないようにと心がけているのですけど、家に帰ったら、犬のほうは、こちらの気持ちや、そんなことがあったなんて、まったく知らぬげにのんびり、まったりとくつろいでおりました。

犬を車に乗せていて気がつきました。
ずいぶんおとなしい運転になっている。
いや、貴女を乗せたから乱暴な運転ってわけじゃなくって、
ほら、車は人間が乗るようになっているから、人間は急ブレーキや、急ハンドルでも椅子から落ちないじゃありませんか。
最初に助手席に乗せたとき、、、、これが私のやりたいことの一つだったんですよ、助手席の窓から犬が顔を出して、外を見ているなんて、いいな~なんてうらやましかったんです。
でも、ブレーキをかけたら、椅子から滑り落ちちゃった。
それに助手席には、カメラやカメラバッグ、そして時として、貴女も、、、乗るでしょう。
だから、後席に乗せましたら、後ろでうずくまって寝ております。
今日なんかは、カメラがないからと助手席に乗せたのですけど、自分から「後ろがいい」って後ろへ渡っていきました。
そういえば、昔飼っていた犬も、ほとんどが後席に、こんな風にうずくまってねておりましたですね~
それでも、運転はずいぶんとおとなしくなりました。

昔はレースのライセンスを取ったりして、かなりな運転をしていたのですけど、、、今や、目も、耳も、動作も、、、、年寄りになりましたのでね。昔みたいな運転をしていたら、命がいくつあっても足りはしないですよね。
そのくせ、今でも木更津に抜けるのに、わざと山道を通ったりしていますのでね。神様が、危ないまねをしないように「すべる」同乗者を用意してくれたのでしょうかね~
それこそ、神様のお引き合わせ?

犬を連れているとカメラが撮りづらい。
だから、写真はなしですよ。







衣食住

2010年05月04日 20時41分26秒 | 私も作ってみました


          今日の写真はすべてSX20ISでの写真で~す。



平穏な 暮らしを求め あくせくと (風)
  人間って平和を求めるのに戦うのですね、、、、



私の生活ってほんとうにつましい。


家はぼろぼろのちっちゃな古屋。大森林の小さな小屋。。。それでも当人は気に入っていて、もっと小さくってもよかったかななんて思ったりしている。
大きければ、掃除も面倒だし、照明の電気代もかかっちゃうよね~なんてのは別にしてもね。
照明だって、明かりを点けっぱなしで寝ちゃったなんて書いていたリビング。あそこの天井ライトは20Wを5本点けたものが2台と20W3個のペンダントライトを全部点けて、それでもなんか暗いよね~だから。
蛍光灯のせいじゃないと思うのですけどね。
歳をとって目が悪くなってきたからでしょうか。



衣もつましい。
とにかく捨てない。古くなればなるほど、肌当たりがよくなったって喜んでいる人。
たんすの中は10年以上着ているものが多いのですよ。
大安売り専門。T-シャツなんかほとんどがもらい物。
散歩着なんか、ホームレスの人の方がもっといいものを着ているなんて笑われちゃって、改めてみてみたら、ほんとうにそうだったし。。。

それでも、仕事をしているときには多少は気にしていたんですよ。
なんせ、毎夜酒池肉林にご接待を受けていたほうですから。
えっ、接待するほうが着る物にも気を使う?
それってとんでもない思い違いですよ。
接待するほうは、適当に着ていればいいけど、される側は、接待するほうが、こちらをみて、「やぁやぁ、この人を接待できて本当によかった」って思わせるほどのセンスを持っていなきゃ。
身に着けているものってその人の人格の表れなんて、(私は思いませんけど)相手は思っているでしょうからね。
かっこだけじゃ駄目。はやりでも駄目、センスなんです。
だから、接待されるのも面倒なんですよ。

でもそれも、今やもっぱらジャージ。
これじゃいかんと、人に会うときなんかには、気取っておしゃれをしなきゃなんて思っても、せいぜいくたびれたチノパンくらいが関の山。

たんすに何もないわけじゃないんです。
昔は実家に帰ると、親が私の姿を見て目をむいて、即テーラーへ引っ張っていかれて、一着30万も40万もするようなのを何着も作ってもらったり。
でもそれって、一回も着ないで、どこかにしまいっぱなし。
東京に出てきた母親が嘆いていました。
「あんたね~ 歳をとると体系が変わって一度も手を通さないうちに着れなくなるよ、、、」
ご意見ご尤も、重々承知しております。
特に、今や、頭だけの理解ではなく、日夜鏡を見ては、白髪を嘆くんじゃなくって、その豊かになった下腹部を見ながら、思い知らされておりますけど、でも「ボクにはもったいない」のですよ。

あ~たね、家で作ってもらったY-シャツのお金で、今着ているY-シャツ20枚買えるんだから、、、なんてことを言おうものなら、即、雷が落ちますから。桑原桑原。
以前にも書いていましたけど、九州の家の常で、家もどこかで道真さんと結びついているんですね、、、
だからたぶん雷は落ちないとはおもうのですけど。
でも、私が思うに、それは道真さんのおかげではなくって、私がひたすら、頭を低くしているから、、、
雷が鳴ったら、金属のもの、、、ほれ、その指輪も、ネックレスも、放り出して、高いもののそばには近づかないで、、、、目をつぶって、ひたすら頭を低くしておくんですよ。
変? なにをいうのですか、年寄りの言うことには、ちゃんと理由があるのですから。
だって、今や地金の値段がまた上がりだしたって言うじゃないですか、、、ねぇ。
「この金鎖、24金みたいだけど、今、いくらで買ってくれる」なんてことはやりませんって。

またまた脱線しましたけど、私のしょぼふぁ(しょぼいふぁっしょんね。カタカナじゃないところが私のセンスよ)
多摩川のお犬さまたちのファッション。あれって、私の着ているもの全部を合わせてもまだ私のほうが安いな、、、
「あんたね~ いくら誰からも気にされていないから、しかたなく世捨て人を気取っているにしても、もう少し、着る物にも気をつけたら~」なんて芝ちゃんにも言われそう。



岬の住人さん。同い年なんですけどね~
歳をとったら、美しく、活発に、なんてのたまって、それで六本木ヒルズなんかで講師をなさったり、、、
ご案内を読みながら、多少は、うらやましい(特にターゲット層が、若い女性ってとこが、、、いえ、そんな若い人たちに発破をかけられるそのエネルギーということにしておきましょうね、いろいろとさしさわりがあるかもしれないから)とは思いながらも、ボクちゃんには無理だな。
まあ、人さまざまですよね、、、



住、衣ときて、今度は食。
なに、レシピなんぞを書いたりしているから、グルメなんでしょうってですか? 
とんでもない、ご期待に背くようで悪いのですけど、仕方なく食べているくらいなもんなんです。

昨日も、夜になって、何か食べに行こうかななんて思いながら、ちょっと小腹が空いているからその前にって、トーストを一枚と、牛の細切れを発見したので、塩コショウで味付けして食べておりましたら、えらくお腹が空いてきた。
なんで~って考えたら、思い出しましたね。朝から何も食べてなかったことを。
きっと、お腹に食べ物が入って、空腹で半分死んでいた胃が気がついて、母さん、朝から何も食べてないよ、、、って喚きだしたんですね。
で、どうしたかというと、トーストをもう一枚追加して、昨日の食事は終わり。
今日も、まだ何も食べていませんけど、作るのも面倒。
作ってくれる人を探すのはもっと面倒。あとあとしがらみができるのは最悪。
はやく、霞料理をマスターしなきゃ。
こんなのを考え出せたら、世界の食糧事情に貢献したというので、ノーベル賞ものですな~
特許をとって、お金儲けができる。
でも、それを何に使う、、、、
さぁ、考えるのも面倒ね~




若いうちって、たとえ、その究極が満ち足りた生活、老後の平穏な生活であっても、その夢に向かって力いっぱい努力し、邁進するべきなのでしょうね。
でも、ある程度歳をとってくると、どこかでターニングポイントを見つけることも必要になるかもしれない。
あと、何年生きられるか分からないのに、平穏のために戦いはできない。
というのか、今の日本じゃありがたいことに戦わなくてもいい平和があるのかな。
ターニングポイントは夢のレベルを下げることも必要かもしれない。
人間の欲望って果てしがないから、難しい問題かな。
でも、今あるもので、栄華を実現できたとしても、それがなんなのよってこともあるかもしれない。
ボクちゃん、年寄りだから、ロハスなんてカタカナ言葉は難しすぎるけど、昔、関西の老人向けの雑誌に書いたことが合ったよな、
「日本のお年よりは不幸だ不幸だって騒いでいる。その原因の多くは経済的な問題だったりするのだけど、ヨーロッパの年寄りを見ていると、年金の絶対額は低いところがあったりするんだけど、むしろ貧しいほうが年寄りがいきいきしていたりして、、、、
要するに、考え方、生きがいの見つけ方が問題じゃないのかな」なんて、、、
でも、年寄りになると、体もあちこち不調が出てくるし、仕事も難しい、食べていけなきゃそれ以上の問題もあるのは、自分の毎日の問題として、切実に見えているんだけどね~

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平穏な 暮らしを求め あくせくと (風)
  人間って平和を求めるのに戦うのですね、、、、

こしかたに 未練あらずも いと恋し  (ume)
  このところの心境です。

こしかたは 涙がなくても もうおぼろ (風)
  未練あらずって言い切りたいけど、こちらは未練と後悔たらたら。
  残された時間は短く、無駄なことをする余裕はないのですけど。

こしかたを 共に語える 友がいて (ume)
  60を過ぎての人生の醍醐味じゃないですか。

一人抜け 二人抜けする ずるい友 (風)
  還暦をもうワンステップ過ぎると、早期退職なんて、ずるいのは早々とあっちへ逃げてしまうのがいるんですよ。逃げ帰ってこないところを見ると、そんなにいいところなんですかね~