JR西日本 山陽本線 岩国駅《東口》 (山口県岩国市麻里布町)
令和6年10月11日金曜日。山口県岩国市の岩国駅に来ている。昨夜、岐阜県出身の方の動画で大竹駅から岩国駅まで歩いているのを見た。ようおいでになりました。見慣れた風景の中を移動されていると不思議な気がする。今日も広島に出掛ける。前日、車で出掛けてきた時に新しい広島駅ビルも見てくるつもりだったが、すっかり忘れていた。広島に行く前に宮島にお参りして来ようと思う。
岩国発白市行普通列車(6両編成)に乗車
Red Wing
転落防止幌を赤い翼に見立てている。3両編成同士を連結。
JR西日本 山陽本線 普通 1534M列車 [227系A05編成+A41編成] (岩国)
山陽本線で岩国を出発
小瀬川を渡り山口県より広島県、周防国より安芸国に入る。
乗車券 岩国 ➡ 宮島口(330円) これまで令和6年10月11日撮影
さて、岩国駅で宮島駅までの連絡乗車券(乗車船券)を買おうとしたら宮島までの設定がない。みどりの券売機プラスと近距離の券売機の両方とも買えない。昨年のお正月には買えたのだが。
乗車券 岩国 ➡ 宮島(510円) 令和5年1月7日撮影
後日調べると、旅客鉄道会社線とフェリーとの連絡乗車券は昨年の9月30日をもって発売終了となっていた。廿日市市が課税する地方税、宮島訪問税が昨年の10月1日より設けられた事に伴うのか。宮島訪問税については報道等で知っていたが、連絡乗車券は切符の値段に含めて発売するのだと思っていた。国鉄時代から宮島までの切符は通しで買っていたし、お正月には往復の特別企画乗車券も利用した。無くなると思ってもいなかったので手元に切符が1枚もないのが残念である。
対岸に宮島を望む (大野浦-玖波) これより令和6年10月11日撮影
JR西日本 山陽本線 普通 1534M列車 [227系A05編成+A41編成] (宮島口)
宮島口に到着。下車する。
山陽本線で宮島口に到着
山陽本線 普通 1534M 岩国(11:25)→宮島口(11:47) クモハ227-5 運賃330円
神戸方を望む
跨線橋は二箇所。門司方に設けられた新しい方はエレベータで昇降する。
門司方を望む
〔TWILIGHT EXPRESS 瑞風〕のゲート
出札口は塞がれている。
みどりの券売機プラスが設置されている
外国人旅行者が列を作っている。
JR西日本 山陽本線 宮島口駅 (広島県廿日市市宮島口)
駅頭の様子
駅を出て突き当りが桟橋。
国道2号を地下道で渡る
あなごめし うえの (広島県廿日市市宮島口)
人気の穴子飯のお店には今日も列が出来ている。何度かお弁当を買ったが本当に旨い。
桟橋に到着
宮島松大汽船・JR西日本宮島フェリー 宮島航路 宮島口旅客ターミナル(広島県廿日市市宮島口)
広島電鉄 宮島線 広電宮島口駅 (広島県廿日市市宮島口)
広電の駅は桟橋のすぐそばに移転している。
JR西日本宮島フェリー 改札口・出札口・券売機
宮島航路は松大とJRの便がある。運賃は同額だが別の会社の切符では利用出来ない。国鉄→JR西日本→JR西日本宮島フェリーとなっても鉄道と通しの切符で利用していたが、別々に切符を買うとなるとJRの連絡船を利用しなければならない縛りは無くなる。しかし習慣でこちらを利用する。
自動券売機
往復、片道、そして宮島訪問税券から選択する。乗船券には100円の宮島訪問税が含まれている。連絡乗車券の発売は終了したがJR西日本宮島フェリーを利用出来る特別企画乗車券は発売されている。「青春18きっぷ」「ジャパン・レール・パス」など。これらには宮島訪問税は含まれていないから券売機で切符を買って納める事となる。
片道乗船券 宮島口→宮島(300円)
運賃のみなら200円。宮島訪問税は100円。宮島を訪問(入域)するごとに1人1回100円なので往復乗船券の発売額は500円となる。税については1年分で500円となるお得な納付もある。宮島の住民、宮島への通勤・通学者などは課税されない。
ターミナル内の様子
happy Halloween!
場所柄、萬聖節の飾りに南瓜より紅葉が多いのがいい。
改札より入場してフェリー乗り場へ
今まで宮島口桟橋に改札はなく、宮島桟橋で収札していたが、新しい自動改札機が設置されていた。JR西日本宮島フェリーでは昨年の9月13日よりICOCAサービスを開始。それ以前もPASPYの片利用でICOCA・Suicaなど交通系ICカードが利用出来た。PASPYサービスは終了する事が決まっている。さてICOCA・Suicaなど交通系ICカードを改札機にタッチすると運賃・宮島訪問税が引き去られる。PASPYについては自動改札ではなく有人窓口の引き去り機で運賃を支払う。今回は乗船券を購入したので券面の二次元コードを改札機に読ませて入場する。訪日外国人で多いであろう特別企画乗車券では有人改札で企画券を提示して宮島訪問税券は回収されるそう。
乗船するフェリーが近づいてきた
JR西日本宮島フェリー 宮島航路 〔みせん丸〕(210t) (宮島口)
宮島松大汽船 宮島航路 〔宮島〕(197t) (宮島口)
隣の乗り場から松大汽船が出航する。2社の船があるから便数は非常に多い。
〔みせん丸〕も出航する
松大さんは宮島桟橋へ一直線
海上には牡蠣筏
宮島が近づく
嚴島神社を望む
JR西日本宮島フェリーの宮島行の便は日中は大鳥居に接近したコースを取る。
船内の様子(下船が始まり乗客はすでに席を立っています)
それにしても乗客の外国人の割合が多い。七、八割方そうじゃないかね。企画券「ジャパン・レール・パス」で利用出来るからか。インバウンドよのう。宮島でまったりしていってください。さて〔みせん丸〕は宮島に到着。下船する。
宮島航路 〔みせん丸〕 宮島口(12:10)→宮島(12:20頃) 運賃等300円(宮島訪問税を含む)
急いで乗ってきた船の写真を撮りに行く
宮島桟橋の改札で切符を回収しなかった。そのまま持ち帰る。鹿に構わず桟橋の見える場所へ。
JR西日本宮島フェリー 宮島航路 〔みせん丸〕(210t) (宮島)
みせん丸 MISEN MARU 廿日市
和文は進行方向から書かれている。『ターャジス』だな。船名〔みせん丸〕は宮島の弥山(535m)から名付けられている。
すぐに宮島口へと折り返す
両頭船なので向きを変える必要はない。
JR西日本宮島フェリー・宮島松大汽船 宮島航路 宮島桟橋旅客ターミナル(宮島駅)
(広島県廿日市市宮島町)
上記の二社の他、瀬戸内シーライン、アクアネット広島の航路もある。それでは神社へと向かう。
海岸沿いの道を進むと次のフェリーが見える
JR西日本宮島フェリー 宮島航路 〔ななうら丸〕(268t)
ななうら丸 NANAURA MARU 廿日市
船名は宮島の七つの浦、七浦に由来する。宮島のある佐伯郡宮島町、宮島口のある大野町は平成17年に廿日市市に合併している。以前、東京にある民放のテレビを見ていたら「廿」(にじゅう)の文字を知らないのか「甘日市」となっていた。なんとも適当なものである。
大鳥居を望む
潮が満ちてきて鳥居の下まで歩いていけない。それにしても外国人観光客が多い。あと多いのは遠足か修学旅行の児童・生徒さんか。平日という事もあって一般の日本人観光客が少なく見える。お正月は初詣の参拝客が訪れるので日本人も多いのだが。
嚴島神社 (広島県廿日市市宮島町)
海に浮かぶ境内へ。御社殿まではまだ潮が満ちてませんが。
一部は修繕中
海上の御社殿の維持は大変でしょう。客神社に続いて本社本殿に拝殿よりお参りします。
祓殿
能舞台
退出しました
境内の外より望む
五重塔
左は豊国神社(千畳閣)
先程より、より潮が満ちてきた
夕方には満潮になる。そしてなかなか磯の匂いがする。
アサヒビール(400円) 焼き牡蠣 レモポン(650円)
お参りを済ませて一盞する。
いただきます♪
牡蠣が旨い。おつゆも飲み干す。ごちそうさまでした。 (つづく)
木島商店 (広島県廿日市市宮島町)