野岩鉄道 会津鬼怒川線 新藤原駅・東武鉄道 鬼怒川線 新藤原駅 (栃木県日光市藤原)
令和5年12月10日日曜日。栃木県の新藤原駅に来ている。当駅は東武鉄道と野岩鉄道との境界駅であり、野岩鉄道の管理する駅である。東武鉄道ではSuica・PASMO等の交通系ICカードが利用出来る。しかし野岩鉄道では利用出来ない。ここまで東武鉄道でやって来ており、簡易改札機にSuicaをタッチして出場する。駅では交通系ICカード利用の旅客に、野岩鉄道ではカードが使えないので切符を買うよう案内している。
武蔵野線 普通 1170E 新松戸(11:42)→南越谷(11:58) クハ208-507 IC運賃230円
伊勢崎線 急行 新越谷(12:21)→南栗橋(12:53) 58061
※東武動物公園-南栗橋間は日光線。
日光線 普通 105N 南栗橋(13:02)→新藤原(15:03) 24445
※下今市-新藤原間は鬼怒川線。
◆新越谷-新藤原間のIC運賃1,393円
自動販売機には…
飲料の自動販売機はあるが、自動券売機はない。出札口にて野岩鉄道の切符を買う。目的地の駅は無人だったので往復乗車券を購入しておく。入場する。
東武鉄道 鬼怒川線 普通列車 [20400型] (新藤原)
南栗橋発新藤原行普通列車として2時間あまり乗ってきた車両。座席は窓を背にしたベンチシート(ロングシート)。
東武鉄道 鬼怒川線 普通 319列車 [6050型] (新藤原)
撮影時には列車はまだ境界駅の新藤原に到着していないので東武鉄道鬼怒川線と記す。鬼怒川温泉発会津高原尾瀬口行普通列車に乗車。東武鉄道と野岩鉄道とを直通運転する。2両編成で車内に乗客は多いが空席はあり腰掛ける。
会津鬼怒川線で新藤原を出発
6050型の様子
車内はクロスシートがほとんど。ボックスシートである。ドア付近にベンチシートもある。6050型は東武鉄道と会津鉄道も所有していたが、現在は野岩鉄道所有の車両が残るのみだそう。
普通 会津高原尾瀬口
かつては浅草発会津田島行快速列車で走っていた。併結していた東武日光行を下今市で分割。停車中に窓を開けて立売から弁当を買う客を見た事がある。
往復乗車券 新藤原-上三依塩原温泉口間(往復1,680円)
以前、車内で切符を買ったら地紋のない白い紙に印字したものだったが、駅で買った切符にも地紋はなかった。地紋がなくても差し支えないが、帰りの切符を財布の中で保管するとレシートに紛れて判らなくなりそう。新藤原を出るとすぐに車掌さんが検札にやってくる。ゆきの切符に「YG」の印が押される。この列車が東武鉄道との直通運転なのは前述の通りだが、交通系ICカードで乗っている客の多い事。絶対、始発の鬼怒川温泉駅で野岩鉄道では交通系ICカードが使えない旨の案内はあったと思う。平然とPASMOを車掌に見せる乗客もいる。この場は現金精算してカードは後日、東武鉄道の駅で処理してもらうようだが、面倒くさいだけだと思う。東武鉄道と野岩鉄道とを直通するには駅で予め紙の切符(連絡乗車券)を買っておくのが正解だろう。
6050型の座席
新藤原を出発した時は活気のある車内だったが、川治温泉、川治湯元と停車する度にごっそりと下車してゆく。湯西川温泉で1両に数人程の乗客となった。
湯西川を渡る (湯西川温泉-中三依温泉)
ダム湖の五十里湖だが水量は少ない。
下流側を望む
湯西川は男鹿川に合流する。
野岩鉄道 会津鬼怒川線 普通 319列車 [6050型] (上三依塩原温泉口)
上三依塩原温泉口に到着。下車する。
会津鬼怒川線 普通 319レ 新藤原(15:14)→上三依塩原温泉口(15:39) モハ61102
会津鬼怒川線で上三依塩原温泉口に到着
プラットフォームより駅頭を望む
乗り換えるバスが待っている。
野岩鉄道 会津鬼怒川線 上三依塩原温泉口駅 (栃木県日光市上三依)
那須塩原市地域バス「ゆーバス」 塩原・上三依線 (上三依塩原温泉口駅)
野岩鉄道の同じ列車から降りてきた1名と自分と合わせて乗客2名で出発した。
長いトンネルを抜け、日光市より那須塩原市へ
塩原の市街地に入るともう1名の乗客は下車。貸切状態となる。
那須塩原市地域バス「ゆーバス」 塩原・上三依線 (塩原温泉バスターミナル)
塩原温泉バスターミナルに到着。下車する。ゆーバスを実際に運行しているのはJRバス関東さんなのだが、Suica・PASMO等の交通系ICカードは利用出来ない。現金で支払う。あくまでも那須塩原市のバス路線なのだろう。運賃は1回の乗車につき200円と安い。
塩原・上三依線 上三依塩原温泉口駅(15:45)→塩原温泉BT(16:08) L127-07501 運賃200円
JRバス関東 塩原本線 塩原温泉バスターミナル (栃木県那須塩原市塩原)
バスターミナル・自動車駅頭の様子
乗客なしのバスが出てゆく…
バスターミナルから坂を登って塩原温泉の定宿へ。
塩原温泉 八汐荘 (栃木県那須塩原市塩原)
ロビーにはツリーが
宿泊料金は素泊まりで4,750円。これに那須塩原市の市税の入湯税150円が加わる。旅行サイトのクーポンとポイントで337円が差し引かれ、4,563円となった。
それでは客室へ
洗面台、ドライヤ-に冷蔵庫、湯沸かしポットなど。
バス・トイレ付
客室にお風呂があるけど温泉宿なので温泉に入ります。
客室は和室10畳
五千円以下でこの広さ。すっかり気に入り、去年の12月から四度目の宿泊となる。
▶ 動画が見られます
ここも気に入った理由。
客室からの眺め
浴衣に丹前に着替え、さっそく温泉に入ってくる。ビジネスホテルの大浴場?と違い、本当に大浴場である。まあ、あれはあれでいいのだが。温泉は空いており、ゆったりと堪能して部屋にもどる。
▶ 大画面で旅の動画を見ます
※参照 https://www.youtube.com/@tabisuru_porco
6時のニュース
この後は衛星放送でドラマを見たいところだがテレビは地上波のみ。総合(宇都宮局)、教育、東京民放キー局の5局と県域のとちぎテレビが映る。あとは知らん。ほとんど動画を見て過ごす。
崎陽軒 シウマイ弁当(950円) 麒麟麦酒 キリン一番搾り生ビール350ml缶(350円)
ファミマル ゴロっと大きめな長ねぎ(110円)
このホテルには食堂はない。お弁当は販売しているが外で買ってきてもいい。新越谷の駅ビルでお弁当、ファミリーマートで味噌汁を買っておいた。冷えた麦酒はホテル売店(フロント?)で購入。
いただきます♪
崎陽軒さんでは購入時に消費期限を言われる。19時までと言われたのでそれまでに食べる。列車内で食べたいお弁当だが、部屋で食べても旨い。麦酒によく合う。ごちそうさまでした。
KOUBO 十勝バターデニッシュ(130円) キリンメッツブラック350ml(130円)
これまで令和5年12月10日撮影
まだ食べられる。ホテルの自動販売機で菓子パンを買ってくる。カップ麵も売っているけど、それだと量が多いかな。動画を見て眠くなり就寝する。
客室からの眺め これより令和5年12月11日撮影
これより令和5年12月11日月曜日。早く寝たせいか夜中に目が覚めると寝られなくなった。カフェインのせいだろうか。寒くなるが空調の音が気になるので停止する。数時間起きていたが眠れたようで、明るくなって目覚ましの音で起床した。
温泉がもくもく
それでは朝風呂に入ってくる。
ハンバーグ弁当(800円) ファミマル とん汁(180円)
素泊まりにしているので、現金でお弁当を購入。このホテルのお弁当は冷凍で、電子レンジで解凍して食べる。5種類から選べる。価格は以前は700円だったが800円になっている。分量は若い人だと足りないと思う。味噌汁はファミリーマートで買っておいたもの。以前利用した時にホテルに味噌汁が置いてあればと思ったが、今回見ると販売されていた。1階にイートインスペースがあり、お茶やコーヒーが用意されているが、今日は外国人(ベトナム人かな?)の団体さんで混雑している。お茶だけ貰って部屋で食べる事にした。ハンバーグは美味しい。冷凍なのでご飯の食感は仕方がない。
食後にコーヒー
再びイートインコーナーを訪れる。団体さんは人数が多いので冷凍弁当を全員分を解凍するのに時間が掛かっているようだ。コーヒーを貰ってロビーで飲む。ごちそうさまでした。
▶ 周さんのお天気を見て…
快適なホテルをチェックアウトする
今日はレンタカーではないので返却の時間も気にする事なくゆっくり出来るが、バスの時間があるのでチェックアウト時刻のギリギリまではいられない。
JRバス関東 塩原本線 塩原温泉バスターミナル (栃木県那須塩原市塩原)
待合室
自動車駅の塩原温泉駅で、かつてはみどりの窓口もあったそうだが今はない。建物内には塩原温泉まちめぐり案内所が入っている。暖房が効いている案内所の方へどうぞと係の方が声を掛けてくれたが、もうバスが来るので待合室で待つ。
JRバス関東 西那須野支店 路線図
塩原本線は塩原温泉バスターミナル-西那須野駅-那須塩原駅を結んでいる。
ゆ~バス 時刻表 塩原本線 時刻表
那須塩原市地域バス「ゆーバス」 塩原・上三依線 (塩原温泉バスターミナル)
バスが入ってきた。乗客は地元の方らしい年配の女性が1名のみ。
那須塩原市地域バス「ゆーバス」 塩原・上三依線 (七ツ岩吊橋)
七ツ岩吊橋停留所で下車する。降りる時に運転士さんから「観光ですか?」と聞かれ、この辺の観光スポットを案内される。ありがとう。以前、バスから吊橋が見えたので来てみたかったのだ。
塩原・上三依線 塩原温泉BT(9:53)→七ツ岩吊橋(9:56) L127-07502 運賃200円
七ツ岩園地足湯 (栃木県那須塩原市塩原)
運転士さんによると栃木県で最初の足湯なのだそう。
箒川に吊橋が架かる
河原に降りてみる
七ツ岩吊橋
それでは吊橋を渡る
川の流れが見える
上流側を望む
下流側を望む
吊橋を渡り終えた
国道400号
塩原渓谷歩道
運転士さんから右岸に遊歩道があると聞いている。時間がないが行ってみる。
七ツ岩…と思う
迫力ある岩場を堪能した。
吊橋に戻る
バスが接近!
通過した…
バスに乗り遅れた訳ではない。これは塩原本線のバス。乗る予定なのは「ゆーバス」。
紅葉の頃に来ればさぞや奇麗だったろう。混雑してそうだが。
七ツ岩吊橋停留所(塩原温泉バスターミナル方面)
方面は塩原本線のもの。「ゆーバス」は周回するので何方面とも言いにくい。
七ツ岩吊橋停留所(西那須野駅・那須塩原駅方面)
那須塩原市地域バス「ゆーバス」 塩原・上三依線 (七ツ岩吊橋)
バスがやって来た。乗車する。 (つづく)