旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

続・大雪山、たった一日の秋

2010-09-25 18:58:05 | Weblog
先日ある方に「船で何してるの?」と聞かれ、冗談半分「旅の評価反省です」と答えたが、実際、今回を踏まえ「次はどうしよう」などあれこれ考えられるのが長時間の船旅なのだ。
今日も登山地図を広げてたら山好きのおじさんが話し掛けてきて、昨日の羊蹄山は雪が20センチ吹きだまり、ガスで視界もきかず大変だったという。夕方には晴れ渡り、きれいなシルエットを見せていたのにわからないものだ。
しかし羊蹄で20センチなら、大雪山はもっと凄かったに違いない。一夜にして冬山に変貌することのある大雪山。冬装備も経験もない私は山に缶詰、下山できない恐れもある。
が、天候の変わり目は絶好のシャッターチャンス。山で待機した強者たちは新雪と紅葉が織り成す絶妙の光景をとらえたかもしれない。残念ながらその世界まで踏み込めない私は、そんな荒天時には、帯広でお菓子屋巡りがお似合いなのだろう。
なんてこと徒然思い巡らすうちに、あっという間に舞鶴に着いてしまうのだ、まったく。まだまだ日常に戻りたくないというのに…
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船上生活者はつぶやく

2010-09-25 18:41:27 | Weblog
塩味の焼きそばって案外いけるね。本場で食べてみたいけど、北見にはトリトンがあるからなあ。
この北限定のカップ麺、計三種類あるみたいだけど、レイズで買った100円が一番安かった。メガドンキホーテが128円、コンビニだと178円した。
ガソリンも同じ日同じホクレンで、上士幌が126円、倶知安は135円もしたからね。
おかあちゃんが毎朝スーパーのチラシをチェックしている気分。先に高いの買っちゃうとがっかりだ。
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大雪山、たった一日の秋

2010-09-25 16:37:56 | Weblog
北入りした頃、山は夏とさほど変わらなかった。晴天が続いたが、紅葉の被写体を探すのに四苦八苦した。
「遅い上に良くない」と嘆かれた紅葉も日々健気に色づきを増し、好天の20日に銀泉台から黒岳へ縦走した人々の口からは、「きれいだった」と感嘆の声が漏れた。
それから数日間、山はこの秋一番のフィナーレを迎えるはずだった。しかし、山上には連日暴風が吹き荒れ、素人登山者を拒み、色づいた木々の葉の多くを散らせた。
ようやく天気が回復した24日、山は真っ白、すでに冬山、高原温泉沼付近まで雪が被っていたかもしれない。万全ではなかった紅葉に雪化粧、絶好の被写体となったのか、それともようやく色づき始めた葉を落とし、ジエンドなのか…
ともかく、もしかしたら今季の大雪山の秋は、9月20日のたった一日だけだったのではないかと、私は思っている。
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