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旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

4K版ウルトラQの実力パート3

2020-08-08 19:31:00 | NHKに捧げる歌



これで終わるつもりがさらに調子に乗って、大昔のLD(レーザーディスク)を引っ張りだして
見比べることにしました。以前に記したように、LDはすでに映像視聴媒体としての役割はほぼ
終えているので、これはほんの参考程度ですがね。

視聴に使ったLDは「放送開始20周年記念特別版」とあることから、1986年頃発売された
ものだと思われます。「現存する最高・最良のネガよりニュープリント」との説明があるだけで、
特段デジタル技術でブラッシュアップなどはされていないようです。

久しぶりにLDを動かすと、どうにか普通に作動してはくれましたが、pauseスイッチを押すと
ブルーバックになり、静止画像が出てきません。あれ? LDってそうでしたっけ?
記憶にございません…  長時間ディスクは静止画出なかったんだっけ? なので静止画状態では
比べられず、できるだけ動きが止まっていそうな場面を狙って撮影してはみましたが、若干ブレが
生じているので、その分かなり割り引かねばなりません。


   

とはいえ、4K版とは画質にかなり開きがあり、比較は論外でしょう。いまさら不思議なのは、
LD版は画角が4:3でないこと。元々ウルトラQは35mmフィルムで撮影され、テレビ放映に
際して16mmにダウンサイズしたとのことなので、その絡みなのかな。このLDは
35mmフィルムサイズを基準にしていると説明書きがあります。


   


   

上のLD版は、映像が横に伸びているのがよくわかりますねえ。


今更見返えし比べると、当時、よくこの程度のクオリティ低いメディアに高いお金を払い
ありがたく見ていたものだと、正直あきれます。しかし、すっかり忘れていますけど、
当時の視聴環境は殊の外劣悪で、衛星放送(BS)はまだ放映前、地上アナログ放送は
ゴーストだらけ、普及し始めていたビデオテープは半永久ではなく、そんな中登場したLDは、
夢の映像媒体、アマチュアレベルが鑑賞できる中では最高レベルのメディアだったんですよね。

大画面ブーム(ブラウン管テレビやプロジェクターなどでしたが)がやがて訪れ、
サラウンド技術で音響面での改善が進み、そうしてようやくAV(オーディオ&ビジュアル)
を趣味とする輩が現れるに至る、そんな黎明期のお話です。


さらに怒涛の最終話、パート4へ続きます。


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