旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

秩父羊山公園の芝桜と、石神井公園の緑

2010-05-03 13:50:08 | 

 

 4月24日付日経新聞プラス1「何でもランキング」は、「大型連休に行きたい花の名所」を報じた。その東日本の部第2位が秩父羊山公園の芝桜であった。最近テレビでよく放映されているので、一度芝桜なるものを見ようと思っていた。同じ芝桜では第4位に「滝上公園」もあったが、こちらは北海道でちょっと遠いので、秩父と決めて昨日行ってきた。
 ネットで調べると、池袋から西武新宿線のレッドアロー号に乗れば一時間半足らずで着くらしいので気軽に出かけると、まず池袋駅の大変な混雑に驚いた。10時発に乗ろうとちょっと前に着いたが、大混雑で、特急券売場は長蛇の列・・・、掲示板を見ると12時半発まで満席。ワイフと顔を見合わせ「計画変更して近場(石神井公園など)にでも行くか」と、10時20分発の急行に乗り込んだ。ところがそれは「秩父行き」で、車掌に聞くと「12時14分には秩父につく」と言う。先を急ぐこともない、行ってみるか・・・、となって初期の目的をはたすことになった。

  

 みんな一つ手前の横瀬という駅から歩くらしく、われわれも下車してそれに従い歩き始める。ぞろぞろと大変な人だ。しかし快晴の下で心地よい風が吹いて、汗をかくこともなく快適なウォークで羊山公園に着いた。
 想像したほどの規模ではなかったが、広大な芝桜は見るに値した。人が多く「人垣の合間に芝桜を垣間見た」と言うことになるのではないかと心配したのだが、やはり自然は大きく、少々の人間で覆い隠せるものではない。
 特に武甲山を背景にした景観は雄大であった。

      
       背景は武甲山

 当然帰りも各駅停車のような準急に乗り込み、途中時間もあったので石神井公園も楽しんだ。こちらは緑が美しく、大きな池の半分をのんびり回った。そのあと池袋につくと5時を回っていたので、メトロポリタンホテルの「ほり川」で食事。酒(黒龍、浦霞禅など)も料理(ほたるいかなど)も大満足でした。(最近ちょっと贅沢しすぎているかな?)

 

  
      石神井公園


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