正月以降はもちろん、随分長い間快晴の日が続く。全国の天気予報を見ていると、どうも東京だけの現象のようだ。北陸や東北はまだしも、今年は西日本に豪雪がつづくという異変が起こっている。東京だけこんなことでいいのだろうか?
天気は晴朗であるが東京も寒い。最高気温が10度に満たない日が多く、北風の冷たさが例年になく厳しい。全国は雪にまみれているのだから、これぐらいは我慢しろ、と天は告げているのであろう。
例年に無く寒いと思っていたが、わが庭の早咲きの紅梅は早くも小さい花を開いている。しかも、梢の方の花はまだで、下の部分の花だけ咲いている。木枯らしに当たらない陽だまりの部分だ。梢の花も開きたいのかもしれないが、この冷たさでは我慢、ガマンと言っているのかもしれない。
どんなに寒くても季節が来れば花咲き、しかし、同じ木にあってもそれぞれ状況の差に対応しているのであろう。
人間は、寒ければエアコンの温度を上げ、暑ければ下げて対応する。いずれにしても自然に逆らいそれだけエネルギーを使い環境を破壊する。自然は、まさに時の移ろいに合わせて生きる。
ただ、ここまで堕落した人間は最早自然には帰れない。どうすればいいのか・・・