明日から3日間、広島に行ってきます。
なんで広島に行くことになったかというと、何か月か前に旧友たちが「広島に牡蠣(かき)を食べに行こう」 と言い出したことに始まる。遥か30年前とはいえ広島に6年近く住んだことのある私が計画を立てることとなり、すべて立案、お膳立てをしたところ、言い出した友人はじめ賛同者全員が、あるいは病気、あるいは法事(いずれも年寄りには常にあること)のため参加できなくなった。従って残るわが夫婦二人で出かけることになった次第。
もちろん、こうなれば別の目的でこの旅は楽しい意義を持つことになる。牡蠣も食べるが、それ以上に「30年前の友との交流」が前面に出てくる。当時3人の子供は幼稚園から高校までに通ったので、それぞれの父兄を含めた近所付き合いは幅広く、その中の多くといまだお付き合いをしている。その方々が上京してくると必ず会って旧交を温めているが、こちらが広島に出かけるのは、私がおよそ20年ぶり、ワイフは30年ぶりである。
中でも親しい人々の間で、「首藤夫妻が広島に来る」というニュースが伝わり、明日の夜は一堂に会して待ち構えているらしい。それだけでいい。あの懐かしい人たちと広島弁で喋れるだけで今度の旅は他に替えがたいものとなるだろう。
その楽しい旅に出かけてきます。