慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

APEC会議での対中会談舞台裏

2014年12月22日 | 散歩
安倍首相は、習近平国家主席と対談

首脳会談の実現は、日本の粘り勝ち?
外交に勝ち負けなしは理想だが
FACTAの記事より引用















2年半ぶりの日中会談での優劣、得失は?
安倍首相には「今回は握手して話して写真を撮ればいい」という開き直りの安堵
習氏の渋面は、苦々しさが見てとれました
中国の会談前提条件(靖国神社に参拝しない、尖閣諸島に領土問題がある)事を認める事でした
日本から明確な言質は取れないまま、会談を呑まざるを得ませんでした

なし崩しの首脳会談の舞台裏
会談での実質的な中身がなく、課題での一致点がないので合意文書作れませんでした
事前に作成した文章は、双方に都合よく解釈が可能な表現です」
中国側は、会談が日本側の要請で行われたと殊更に強調した
中国経済成長が鈍化するなか、中国側に現状を打開したい思惑も有ります

親中派福田康夫元首相がパイプ役
安倍・福田両氏の不仲です
親中派の福田氏の楽観的な安請け合いは、中国側にとり信用できませんでした
有資格者立ち会い者は、谷内正太郎・国家安全保障局長で安倍側近でした
今回の会談設定は、中国側に不安と不信がつきまとう不本意な取り運びでした

靖国参拝と慰安婦問題に苛立つ米国
日本が慰安婦問題で80年前の過去に誤ったこだわりを抱くのは間違い
靖国神社に代わる新たな国立追悼施設を作る必要がポイントと
米国は「尖閣が日本の領土かどうかは、米国は特定の立場を取らない」と突き放しています
米国は、日本のため中国に対し言葉では牽制するが、米軍を派遣するか確約しない

オバマ米大統領とプーチン露大統領は立ち話だけ
ウクライナ問題で米国に経済制裁されたロシアは、中国と準同盟関係に入っています
オバマ・習両氏は、2日間地球温暖化から人権まで全面的なテーマを率直に討議しました
新型大国関係は首脳会談の回を重ねるごとに、既成事実化しているのは現実です
安倍首相は、3国首脳のうちプーチン氏と最も近く、オバマ・習両氏とは疎遠です
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江戸の公家(烏丸光広、中山愛親)

2014年12月22日 | 知識取得
江戸時代の公家

烏丸光広 ⇒主君正親町天皇→後陽成天皇→後水尾天皇
中山愛親 ⇒主君桜町天皇→桃園天皇→後桜町天皇→後桃園天皇→光格天皇→仁孝天皇

公家とは
朝廷に仕える貴族・上級官人の総称、三位以上の位階を世襲する家
鎌倉時代以降、武力で天皇に奉仕する幕府を武家、儀式と文治で天皇に奉仕する宮廷貴族を公家

公家略史
平安時代末期頃から、家柄が限定され、摂家の確立で家格が固定化
公家社会においては、家格によって昇進できる官職が定まりました
公家の上流貴族は、荘園寄進を受けて本家として荘園支配を行い経済的基盤を築く
鎌倉時代では、軍事警察権と東国支配を担当する武家政権(鎌倉幕府)
政務一般と西国支配を所掌する公家政権(朝廷)が存在しました
室町時代には、公家政権の権限は有名無実化しました
江戸時代に入ると、公家社会は幕府から保護を受けました
天皇と公家を規制する禁中並公家諸法度が定められ、公武関係が規定されました
明治維新を迎えると、公家社会は解体され、公家は華族身分へ移行しました
華族制度は、日本国憲法施行に伴い消滅しました
















江戸時代の公家(ネットより引用)

烏丸光広生涯
弁官や蔵人権大納言に進み、正二位に昇進
後水尾上皇からの信任厚く、公卿の中でも特に幕府側に好意を寄せていましていました
歌集に『黄葉和歌集』、著書に『耳底記』『あづまの道の記』『目覚草』等などがあります
東行記(東下りの際に書かれた紀行文です)

光広流
光広の書は寛永の三筆とならび称されてます
ユニークな書は、「光広流」言われています

中山愛親略歴
参議、権大納言、議奏に任命され、光格天皇に近侍しました
天皇の父閑院宮典仁親王に対し太上天皇号を宣下することに腐心しました
老中松平定信と対談釈明したが、閉門を命じられ、議奏を罷免されました
尊号一件で、江戸城の将軍徳川家斉の前で堂々たる抗議をしたという伝説があります
この経過に触れている漫画、みなもと太郎の『風雲児たち』があります

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