慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「 ヒトは老化して病気で死ぬ」宿命

2023年07月08日 | 生命科学
 🌸そもそも生物はなぜ死ぬのか(4)

「セパレートドレツシング」で生命の誕生
 ☆「あんかけかた焼きそば」ヘとの変化して生命の種
 *増殖マシーンとしてのシステムがだいぶ整ってきた
 *現段階ではまだ生物とは言ない
 *RNA、DNA、タンパク質が混ざったぐしゃぐしゃの状態
 *この状態では、進化のプログラムが動いても
 *複製の進化の効率は上がらない
 ☆最後の画期的な変化「囲い込み」が起こり主役は「油」
 *セパレートドレッシングをよく混ぜた状態のつぶつぶ(油滴)になる
 ☆油滴が3つの変化を引き起こす
 *1つ目は「材料」の囲い込み
 (油滴同士がくっついて補い合うことも、また分裂することも可能)
 *2つ目は、エネルギーの生産
 (膜の外と内で物質の濃度勾配ができエネルギーを作り出す)
 *3つ目、遺伝物質の「隔離」
 (効率良く自己複製できるDNAやRNAが隔離する)
 (自己複製のエリート集団を作る)
 ☆「変化と選択」
「多様化と分解=死」の繰り返しが起きる
 *増えやすい袋が多数派となり
 *その袋単位でまた変化が起こり他は死んで壊れて材料となる
 ☆原始の細胞、現在の細菌のようなものが
 *融合したり、いくつかがくっっいた状態で活動したりし
 *真核細胞や多細胞生物となり
 *また長い年月をかけて私たちヒトまで進化した

⛳死ぬものだけが進化できた
 ☆「分解=死」は進化に必須
 *これがないと、多様な新しいものが作れなかった
 *多様な新しいものが作れなければ
 *地球環境の中では、何も生き残れずに全て絶滅です
 ☆生物はなんで死ぬのか
 *実際には「死」には絶対的な理由があり
 *それは進化のためなのです
 ☆私たち生物は進化の結果できた
 *死がないとそもそも進化できず、生物は存在し得ません
 ☆「なぜ死ぬか」ではなく、死ぬものだけが進化で存在している
 *私たちは最初から死ぬようにプログラムされて生まれてきた
 *これが全ての生き物に必ず死が訪れる理由
 ☆「老化」は死に向かう過程でRNA分子にたとえて言うなら
 *老化は、複製するよりも分解が起こりやすくなった状態です

我々は死とどう向き合うか
 ☆我々は「死ぬために生まれてきた」のです
 *誤解されるかもしれないが、結果的にはそうなのです
 *死ぬことが進化の原動力で、生命の連続性を支える源です
 ☆この観点から考えると
 *生が利己的であるのに対し死は利他的、公共的と言えるかも
 *新しい生命のために死なないとならない
 ☆利他的に死ぬためには、心の覚悟と体の準備が必要です
 *カギとなるのがヒトの「老化」だと筆者は考えている

⛳ヒトは老化して病気で死ぬ
 ☆現在では、がんは全死因の約3割を占めている
 *70歳以上の半分はがんになり、半分はがんで亡くなっている
 ☆次に「心疾患」と「脳血管疾患」循環器系の病気
 ☆肺炎については肺炎患者の約7割が高齢者
 *誤嚥性肺炎で亡くなっている
 ☆日本人の死因の特徴をまとめると
 *高齢になり「老化して病気で亡くなる」というパターンが一般的
 *「老化」が重要なカギを握る
 *ピンピンコロリとは真逆で、ヨボヨボダラダラです
 *死に方としても楽ではなさそうです
 ☆これまでお話しの纏め
 *生物学的には老化して死ぬのが必然です
 *死のおかげで進化して、現在の生物全てが存在している
 *言い換えれば、多くの生き物の死のおかげで存在している
 *死は公共のため、みんなのためにあるようなものです
 ☆生きているものが死ぬことは、これ以上ない劇的な変化です
 *あらかじめ受け入れることは大変難しい
 *精神的に超越した境地に達する必要があるのかもしれません
 *生物学的な視点から、そのヒントを考えてみたい
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『なぜヒトだけが老いるのか』




 「 ヒトは老化して病気で死ぬ」宿命
(ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「イーサリアム2.0」「Po... | トップ | 日本株「バブル超え」を記録... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

生命科学」カテゴリの最新記事