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『キリスト教多神教』『教会の権威』『予定説』『神は死んだ』

2024年07月25日 | 宗教
🌸 一神教と多神教は対立するか5

⛳教会の絶対的な権威
 ☆キリスト教一神教の系譜だが、多神教的な要素を取り込んだ
 *信仰としては一貫しておらず、合理性を欠いた宗教である
 *キリスト教は、初期に迫害を受けた結果、終末論の傾向が強い
 *直にイエスが再臨し、最後の審判が訪れるという信仰が成立した
 *実際には再臨も最後の審判も訪れなかった
 *キリスト教は非合理な信仰をそのなかに含む
 ☆新宗教的な宗派を除くと
 *カトリックのように教義を定める宗教は少ない
 ☆カトリックでは、ローマ教皇を頂点に抱く教会
 *秘跡を通して救済を与える役割を果たす
 *罪の贖いを軽減する贖宥状が献金と引き換えに与えられた
 *教会にはそれだけの権力が備わっていたのだ

救済の方法が無いプロテスタント
 ☆プロテスタントは、救済を与える権利は教会には与えていない
 *それはもっぱら神の力にのみよると考えられた
 *個々の信者は神と直接接触できない以上
 *自分が救済されるのかどうかを知ることができない
 ☆ジャン・カルヴァンなどが「予定説」を唱えた
 *神によって救済される人間は予め決定されているが
 *本人にはそれが分からないという主張が展開された
 *神の絶対性を強調するので、民衆が救済される機会を奪う
 *キリスト教の力を衰退させる要因ともなった
 ☆近代に入って、科学が発達し産業が勃興すると
 *宗教は非科学的で遅れたものと見なされるようになる
 ☆ニーチェの言葉「神は死んだ」
 *その存在意義を根底から疑われるようになった
 *それはキリスト教の衰退に結びつき
 *社会から宗教の影響力が失われる世俗化が進行する

救済の方法がないプロテスタント
 ☆西ヨーロッパで近代的な国民国家が台頭し、教会の革新運動が起こる
 *それが「宗教改革」となってプロテスタントの諸宗派を生む
 * ローマ教会はカトリックと呼ばれるようになった
 ☆プロテスタント、教会権力に代わって聖書中心主義の立場がとられる
 *ラテン語でしか読めなかった聖書の各国語訳が誕生する
 *カトリックとの決定的な違いは聖職者の存在を否定した
 ☆俗世を捨てて出家し神のみに仕える司祭や修道士
 *プロテスタントには存在しない
 *プロテスタントの宗教的な指導者である牧師は妻帯する
 ☆聖職者の頂点に位置するローマ教皇のような存在
 *プロテスタントからは一掃された
 *聖なる世界と俗なる世界が決定的に対立する構造が崩され
 *2つの世界は融合することになる
 *聖なる世界を司る教会権力の弱体化に結びついた
 ☆イギリス国教会
 *カトリックとプロテスタントの中間的な形態を示す
 *イギリス国教会では、 ローマ教皇の支配から離れ
 *聖職者の妻帯を認め、カトリックに類似したミサは受け継がれている
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『世界の宗教がざっくりわかる』




               (プロテスタントより資本主義の誕生)


『キリスト教多神教』『教会の権威』『予定説』『神は死んだ』
(ネットより画像引用)

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