慶喜

心意気
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「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

震災の歴史に学ぶ(2)(慶弔津波他)

2021年04月04日 | 歴史
🌸震災の歴史に学ぶ(2)

⛳東北の慶長津波
 ☆今回の地震は、貞観津波の再来で「千年に1度」といわれる
 ☆地震古文書集『大日本地震史料』を通読するとそれは甘い
 ☆東北から千葉にかけての海岸に近い巨大津波
 *400年に 1度はきた可能性がある
 *100年に1度は相応の大津波がくるものだと思った方がいい
 ☆東北地方の地震津波は記録がない
 *大きなものが来ていた可能性が高い(資料に残らない)
 *日本は、京都周辺で災害が起きると大量に史料が残る
 *北海道東北の災害は記録が残りにくい
 ☆古代はまだ朝廷は、地方の災害もそれなりに記録していた
 ☆中世になると朝廷が衰えて災害記録少ない
 ☆鎌倉時代から江戸時代初めまでは地方の災害記録の乏しい時代

地震の史料・痕跡がないことと、起きていないとは違う
 ☆1605年に西南日本を襲った西国の慶長津波
 *20種類以上もの情報が残っている
 ☆伊達政宗の時代に東北地方を襲った東北の慶長津波
 *五種類ほどしか情報がないが、恐るべき巨大津波であった
 ☆今回のような津波
 *千年に一度ではなく400年に一度は来ていた可能性大

⛳危機には、心の丈夫なる馬を用ゆべし
 ☆江戸時代の武士、斬り合いをしたことがある者すくない
 *人を斬り殺したことのある武士
 *十人に一人もいなかった
 ☆武士は平時と非常時では通用するものが違う
 ☆平時の名馬は、足が速くても、戦場では疲労し使い物にならない
 ☆平時は、馬も人間も社会システム
 *特化・専門化されたもの良しとされる
 *温室育ちのイチゴのようで、保護するシステムがないと枯れね死ぬ
 ☆「疾風に勁草を知る」との言葉
 *人間は、危機のときその真価がみえる
 *学歴エリートの指導者は、平時にはよいが異常時には向かない
 ☆知識も同様である
 *総合的な判断がなく、特化・専門化されすぎた知識は危ない
 ☆原発に地震対策でも、原子炉本体の揺れ対策の研究ばかりをやる
 *地震と津波、原子炉の電源設備等が水にぬれると、どうなるか
 *悪い意味での「専門バカ」が多い
 ☆本当は想定外なのではなく専門外なのである
 *専門をはずれると、そこで思考停止してしまう
 ☆混沌時代の知は、まず出題の前提を疑わなくてはいけない
 ☆それが原因の恐ろしい結果を、3・11で我々は目撃した
                    (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、「THEMIS4月号」






震災の歴史に学ぶ(2)(慶弔津波他)
(ネットより画像引用)

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