慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「PCR」「メタゲノム解析」「培地」

2023年05月15日 | 生命科学
🌸病原性ウイルスの研究1

⛳PCR検査とは

 ☆「感染症になったかもしれない」と思ったとき
 ☆PCR検査で感染症の病原体の存在調べる事が出来る
 *ウイルス由来の核酸(DNAとRNA)を検出すれば病原体がわかる
 *PCRは既知のウイルスを見つけ出すのに威力を発揮する
 ☆PCR法の実施方法
 *DNA配列上の特定の領域(目的領域)
 *耐熱性DNAポリメラーゼを用いて増幅させる方法
 *鋳型DNAが極微量でも存在していれば目的領域が増幅される

PCR法の実際
 ☆3つのステップでDNAを増幅する
 ①熱変性(94~96℃)
 *鋳型2本のDNAを熱により1本の鎖にする
 ②アニーリング(50~68℃)
 *温度を下げて、鋳型DNAにプライマーを結合させる
 ③伸長反応
 *温度を上げ(70~74℃)DNAを伸長させる
 ☆反応を繰り返していくと
 *1サイクルで目的のDNA配列が2倍に増幅される
 ☆プライマーでウイルス特有の配列を指定すると
 *特定のウイルスの配列のみを増やすことができる
 ☆増えたDNA断片を電気泳動して移動度を調べれば
 *サンプル中にウイルスが存在するかどうかわかる
 ☆PCRで増やした断片をリアルタイムに高い特異度で調らべられる

メタゲノム解析
 ☆塩基配列を自動的に解読するDNAシークエンサー
 *高速に解読できる次世代シークエンサーが開発された
 ☆細胞のゲノムDNA配列
 *微生物の網羅的な探索に使われるようになった
 ☆メタゲノムの「メタ」は「超える」という意味

天才的な発明 固形増地
 ☆病原体(この場合は細菌)を特定する場合
 *検体から疑わしい病原体を単体で分離が必要
 ☆細菌の数を増やすときは、固形培地あるいは液体培地を用いる
 *培地には、細菌がよく育つ栄養が入っている
 ☆培養液中に2種類以上の細菌がいる場合
 *異なる細菌が混ざったままで増えてしまう
 ☆細菌は2倍ずつに増えていく
 *1つから2つに増えた細菌
 ☆液体培地ではそれぞれ別の場所に、ブラウン運動で動いている
 ☆固形培地では、2つに分裂した細菌は隣に留まる
 *時間が経つとその場所で目に見えるコロニーになる
 *個体なので、検体を平板培地に細く塗り広げることができる
 *間違いなく細菌を単離できる
 ☆単離できたら、液体培地で細菌を純粋に大量に増やす
 *動物実験より「この細菌が病原体だ」と言うことができる
 ☆寒天培地を発明したのは、コツホといわれている
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『なぜ私たちは存在するのか』








「PCR」「メタゲノム解析」「培地」
『なぜ私たちは存在するのか』記事他より画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新日銀総裁ー脱「黒田」&欧... | トップ | 「ドイツでの冷戦」「ウクラ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

生命科学」カテゴリの最新記事