慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『風姿花伝』『人間の人生』『幼年期』『少年期前期』

2024年09月23日 | 人生訓
🌸人生のシステム1

 ☆世阿弥は日本人として最初の人生論を書いた
 *匹敵するものは、孔子の『論語』である
 *人生論が書かれているのは『風姿花伝』、別称に『花伝書』
 *世阿弥がこの『風姿花伝』を書いたのが、38歳頃
 ☆世阿弥は、人間の人生
 *7歳頃からはじめて、50歳以上までを、7段階にわけている
 *その段階ごとに、人間がぶつかる課題や困難を書き
 *その課題をどう受け越えていくのかを書いている
 ☆世阿弥にとって、父は一つの理想で、父の観阿弥を見ながら
 *世阿弥は、老齢をむかえた人間の生き方について語っている
 ☆世阿弥の文章には、魅力がある
 *文章の力に導かれて、世阿弥の考えていたことを拡張して
 *筆者は、さらにひらけた場所へと行きたいと願う

「心のままに」(幼年期)
 ☆世阿弥が子供の自発性にゆだねているのは
 *能にかぎらず、子供への対し方としての知恵でもある
 *親は、子供の自発的な動きに方向だけを教え
 *そこへ誘導していくことを考えなければならないとしている
 ☆世阿弥が言っているこは、子供の自発性にゆだねることによって
 *自然にそこに出てくる風情やたたずまいを尊重しろと言っている
 ☆いたずらに、親や教育者が子供をしばるようなことをすれば
 *子供にも嫌気がさすし、その子供に具わっているものを消してしまう
 *親のコピーを作るだけになる
 ☆子供はいやでも親に似る。宿命のようにして親に似る
 *顔も、年をとればとるほどに親に似てくる
 ☆だからこそ、子供の自発性を最大限に尊重して
 *自然に出てくるものをつぶさないようにしないと
 *子供は、親を超えていくことはできない
 ☆子供自身の自発性と可能性が一方にあって
 *親には、他方には子供に先立つ
 *子供を待ち構えている世界の可能性がある
 *この両方が子供には必要なのだ
 ☆世阿弥は、このことを知ったうえで
 *7歳の頃の子供には、自発性と子供自身の可能性に眼をむけよと言う

「時分の花」(少年期前期)
 ☆少年期の才能には、時としてまどわされる
 *誰もが天才と思いがちで、子供を天才と思う親馬鹿もいる
 ☆親がしっかりとし た基礎的な訓練をはどこすことが必要なのだ
 *まだそれは、少年期ゆえの評価であって
 *本当の才能への評価ではないからだ
 ☆子供であれば、多少のことには眼をつぶる
 *子供としての評価はつい甘くなる
 *それを誤解するなと世阿弥はいうのだ
 *その時こそ、「技をば大事にすべし」技術をしっかりするのが大事だ
 *むしろこれは親への戒めである
 *子供はそんなことにはあまり関心がない
 ☆子どもは、褒められれば嬉しいだろうが
 *自分が天才だと思う子供はいない
 *天才だと思うのは親のほうであることに、まちがいが起こる
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『世阿弥の言葉』



『風姿花伝』『人間の人生』『幼年期』『少年期前期』
(ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『がん人相判断』『がん細胞... | トップ | 『ピラミッド』『翡翠の仮面... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

人生訓」カテゴリの最新記事