🌸人生のシステム2
⛳「花失せたり」(少年期後期「17・8歳」の頃)
☆人生の第1の難関がやってくる頃と、世阿弥は言う
*その意味は、ただ能の役者だけのことではない
*どこにも通用する普遍性のあることを、世阿弥は言う
☆第1の難関の理由は「声変わり」の時期である
*今までの人気は失せる、体から少年の愛らしさは消える
*少年は、そこで失望を味わうだろう。どうしたらいいのか。
☆人が笑おうとも、そんなことは気にしなくて良いと世阿弥は言う
☆人が笑おうとも、そんなことは気にしなくて良いと世阿弥は言う
*自分の声の限界のなかで無理をせず、声を出す稽古が必要と
☆才能があると思われていた少年
*自分の生理である声変わりにぶつかって、絶望する
*その時こそ、人生の境目であると世阿弥は言う
*そこでこそ、能を捨てない意思が必要なのだ
☆限界のうちで進歩がない時
☆限界のうちで進歩がない時
*じっと耐えることが必要である
*そこで絶望したり、止めてしまえば
*自分の生理を超えていくことができなくなる
*無理をせず稽古をつづけることで
*1つの嵐が過ぎ去るのを待っしかないのだ
⛳「初心と申すはこのころのことなり」(青年期「24・5歳)の頃)
☆声変わりも乗り越えて、声も体も一人前に具わってくる
*若々しく、張り切って上手に見える
*すわ、上手が出てきた、と人々も褒めそやす
*時代の名人を相手にしても
*その新人の珍しさから勝つことさえある
*珍しいもの、新しいものに世間は敏感である
*珍しいもの、新しいものに世間は敏感である
☆名人とはいえ、 いつも見慣れている能である
*そんな見慣れている能よりは
*新人の張り切った能や若さの美しさに観客はほればれとする
☆この新人がまるで本当に名人に勝ったと思って
☆この新人がまるで本当に名人に勝ったと思って
*達人であるかのように思い込み
*自分勝手な考えをさも偉そうにいったり
*天才でもあるかのように振舞うのは
*「あさましき事なり」と世阿弥と言っている
*世阿弥は、この頃こそ「初心」の時であると言う
*世阿弥は、この頃こそ「初心」の時であると言う
☆はじめて、自分の芸とまっすぐにぶつかる時である
*その時に、自分を天才であると思ったりすれば
*そこで能は進歩をやめる
*その時こそ、先輩や名人をたずねて
*よくよく教えをこわないといけない
☆「時分」とは、その時かぎりという意味である
☆「時分」とは、その時かぎりという意味である
*「まことの花」ではない
*「時分の花」を、「まことの花」と思ってしまう心が
*「時分の花」を、「まことの花」と思ってしまう心が
*本当の花へといたる道を閉ざすのだと世阿弥はいう
☆新しさに頼って、 いつまでも同じことをやっていれば
☆新しさに頼って、 いつまでも同じことをやっていれば
*「時分の花」は消え失せる
*「まことの花」にしていくための準備は
*「時分の花」が色あせぬうちにするのが必要
⛳「上がるは34・5歳までのころ」(壮年期前期)
⛳「上がるは34・5歳までのころ」(壮年期前期)
☆世阿弥は多少の自負もまじえていっているのだろうが
*この年頃で天下の評判をとらなければ
*「まことの花」とはいえないといっている
☆「上がるは34・5歳までのころ、下がるは40歳以来なり」
*上手になるのは、34歳か35歳まで
☆「上がるは34・5歳までのころ、下がるは40歳以来なり」
*上手になるのは、34歳か35歳まで
*40歳を過ぎれば、ただ落ちていくばかりである
☆世阿弥は、 35歳くらいで頂点をきわめなければ
☆世阿弥は、 35歳くらいで頂点をきわめなければ
*能をきわめることはできないと言っている
☆35歳頃の顔にはまだ跛はない。生気があふれている
*脂ぎっていない。体力もある。
*脂ぎっていない。体力もある。
*その年頃で頂点をきわめなければ
*それからは容貌も、体力もだんだん衰えてくる
☆世阿弥は、 この年齢の頃に、これまでの人生を振り返り
☆世阿弥は、 この年齢の頃に、これまでの人生を振り返り
*今後の進むべき道を考えよと言っている
*34・5歳で、人間のポジションは決まってくる
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『世阿弥の言葉』
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『世阿弥の言葉』
『少年期後期』『青年期』『壮年期前期』
(ネットより画像引用)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます