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「生物は利己的共生」「利他的共生」

2023年10月04日 | 生命科学
🌸進化と「利他」

 ☆生命のドライビング・フォース(駆動力)

生物は利他的か?
 ☆ミトコンドリアと葉緑体の細胞内共生から始まり
 *様々な動物、植物、菌類、そして人間での共生の事例を見てきた
 ☆共生の相手も様々であるが大きく分けると
 ①細胞内共生、細胞外共生といった細胞レベルでの共生のケース
 ➁個体レベルでの共生のケース
 ③真核細胞を誕生させたミトコンドリアや葉緑体の細胞内共生
 (そのヒントを与えるものとして、盗葉緑体の例)
 ④昆虫と植物の関係や菌と植物の関係など
 ☆共生の形は様々で、その生物たちならではのドラマがある
 ☆利他的行動に見える共生も
 *利己的行動の結果として、成立したものに思える
 *「生物はやはり利己的だ」との結論

共生とは
 ☆お互いにメリットがある共生は「相利共生」
 *絶対共生状態にあるシロウリガイと硫黄酸化細菌
 *植物と昆虫、植物と菌類、 ヒトと腸内細菌の例
 ☆片方だけにメリットがある共生を「片利共生」
 *ウミウシと盗葉緑体、サムライアリの例を挙げた
 ☆細胞レベルでの共生は生存に必要な行為なので
 *「相利共生」でも、個体レベルの利他的行動とは違う
 ☆動物や植物の集団内での利他的行動
 *彼ら自身や彼らが属する集団をいかに有利に生き残らせ
 *孫を増やすことができるかということから生じている

進化の過程で生じた鳥類や哺乳類の利他的行動
 ☆遺伝子にプログラムされている本能的な行動
 *鳥には初歩的な言葉に近い鳴き声があり
 *哺乳類ではより進んだ共感を示す行為が見られる
 ☆プレーリーハタネズミのように
 *人間に近い共感の感情を示す動物
 ☆人間では脳の著しい進化した
 *情報処理能力が格段に高まり、同時に複雑な感情を持つようになった
 *結果、動物には見られないような高度な利他的行動が古くから見られる
 ☆ネアンデルタール人の化石から判明した事
 *不自由な人でも、敵からも守られて生存していた
 *人類は、すでに利他的行動を行っていたと推測される
 ☆人間の持つ発達した利他的本能
 *人間が他の種に対して優位に立つ原動力
 *子孫をより多く増やすためのアドバンテージになったといえる
 ☆人間に備わる利他性は
 *協調的な集団を形成するために利用されてきた
 ☆遺伝子が自己の分身を増やそうとする強いドライビング・フォース
 *ときには利己的、ときには利他的行為に見える
 ☆全ての人が協調しあう理想的な社会の実現が難しいことも事実
 *集団で、協調的な人間は70%、協調的でない人間は30%程度
 *その様な割合へ落ち着くともいわれている
 ☆人類は、進化の過程で利他性という”武器″を獲得した
 *種の生存戦略としては、それを大事にするのが一番です
 *利己的な「競争」よりも、利他的な「共生」を
 *大切にする社会の構築を模索したい
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『「利他」の生物学』






「生物は利己的共生」「利他的共生」
(ネットより画像引用)

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