タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~3月17日

2008年03月17日 | タカの渡り観察
 今日のタカ長は山登り。観察地は二位の方が助けて下さいました。有難うございます。

 3月17日  晴

  観察者    二位の方
  観察時間   10:00-14:00

    ノスリ      25
    ハイタカ  西  2

今日のタカ長は、、、、、、

 今日のタカ長は山歩きの日。渡りの最中に、と思われる人もおられるでしょうが、山を歩きながら健康な体を得てきたタカ長は山歩きを手放すことは出来ません。

 今日登ったのは中国自動車道六日市IC近くにある900m弱の山、ちゃんと下心を持った山登りです。仲間も嫌な顔をしないで付き合ってくれます。

 11時過ぎから1時間半くらい空に注意していました。一点の雲もない上空、とても見難い空でしたが、タカの渡りを観察することが出来ました。

 最初に見えたのはノスリ。寝転んで空を見つめていた仲間が見つけました。300mくらい上空を一気に流れていきました。次はカラス、いやいやカラスがタカではないことくらい知っています。カラスが2羽東からやって来て頂上上空で高度を上げているのを見ていたら、ハイタカが同じ上昇気流に乗って高度を上げ西に渡って行きました。

 ハイライトは下山間際、頂上を下り始めたら「上、上」と最後尾を歩いていた仲間が声をかけてくれました。見上げるとハイタカが2羽上空にやって来て帆翔、それを追っていたらもう一羽、、、、。
 そこでは木立が邪魔をするので再度頂上に引き返そうとしたら、すぐ近くを大きなタカが左から右へス~ゥとほとんど目線の高さをゆっくり移動していきました。あわてて双眼鏡に入れると間違いなくオオタカ、ゆっくりと山頂をまくようにして消えていきました。

 視界の良いところに引き返して寝転んで件のハイタカを追っていたら、その上はるか高いところにもハイタカが、、、、、。そのハイタカが帆翔をはじめるのを見ていたらそこに1羽、また1羽。そしてそのハイタカをまったく無視して流れていくハイタカ、、、、。3羽のハイタカがあっと言う間に8羽になりました。

 それにしてもあのハイタカたち、何処で高度を上げて流れてくるのでしょうか?あの高度を流れていくのですから、私たちが観察地で観察できるハイタカなどごく、ごく一部なのだと実感しました。

   結果は    ハイタカ  西向き  16
           ノスリ          2