タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

がんばれ東北

2011年03月21日 | 日々雑感
冷静に行動しましょう

 気になる福島第一原発。

 関係者の懸命な努力によって最悪の事態には至っていませんが、依然気になる状況が続いています。

 農産物の放射能汚染も認められ、念のための出荷制限されるものもあるようです。

 放射能は目に見えないので気にすれば気になるのですが、ここは政府を信用して冷静な行動に努めましょう。

 間違っても風評被害に加担して、関係者の足を引っ張ることのないようにしましょう。

    

 私たちは平素まったく意識しませんが、宇宙から届く微弱な放射能の中で生活しています。

 高空を飛ぶ飛行機に乗ると、平地で生活するよりも多くの放射線を受けます。しかし、放射能を気にして飛行機に乗らない人はいません。

 私たちよりはるかに多く飛行機に乗る乗務員が宇宙服を着て乗務されている姿を見たことがありません。

 私たちが高い山に登ると、平地より多くの放射線を浴びているはずです。しかし、山小屋の人が放射能汚染対策を講じていると聞いたこともありません。

 つまりいま報じられているのはあくまで念のための措置であるということです。

 過剰反応をして騒ぐ必要はないのです。

    

 乱暴なことを言えば、、、、

 タカ長は6歳のときに、少なくともいま報じられているより多い放射線を浴びているはずです。

 広島に投下された原爆をこの目で見ています。

 そのとき爆風で吹き上げられたいろいろなものが私たちの上に降ってきたことを子ども心に覚えています。

 そのとき空から降ってきたゴミや灰に放射能が皆無であったとは考えられません。

 それでもタカ長は今日まで健康に過ごしています。

 もちろん、放射能が出続けている状況は望ましいことではありませんし、一日でも早く収束して欲しいと願う気持ちは持っています。それとともに関係者には正確の情報を包み隠さず明らかにしてもらいたいと思っています。

 そのような正確な情報を専門家に検討してもらって発表される政府の情報を信用したいと思っています。

 間違っても東北の人の足を引っ張るような行動をしないよう心がけましょう。

    

 被災地の人のことを考えると、今でも何となく後ろめたいものを感じながら渡り観察をしています。

 しかし、タカ長もそろそろ立ち直って(?)タカのことを考えましょう。

 今年もハチクマを迎えに韓国に行くつもりです。この予定は変更していません。

 今年も釜山で観察します。

 スカッとするような大きな渡りを見たいものです。