タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ハルラ山に登る~8

2014年10月06日 | 韓国情報
    

ハルラ山の山頂まで1kmをきるところまで登ってきました。いよいよこれからが最後の登りです。

    

ここまで登るとやっと視界が開け、ハルラ山の雄大な風景に接することができます。

全体的に言えば、ソンパナクから登りカンヌンサに下りるコースは、ハルラ山の高さを感じるコースだとタカ長は思ったのですが、しかし、山頂の手前まで登るとハルラ山の広さを実感することもできます。

    

    

ここまで登るとシラカバの木も見え、木道のそばの花を見ることができます。

    

私たちが登ったのは9月ですから、日本の感覚からいえば花の最盛期は終わっています。ハルラ山の山頂を目指すのは今回が初めてですから、ハルラ山の花の状況など不案内なのですが、、、、、

花の最盛期に登るともっともっと多くの花が見られるはずです。ここには日本の高山に似た雰囲気があります。

    

しかし、ここの登りはつらかったですね。ソンパナクを出発して5時間以上が経過しているのですから、それなりに疲れますし、、、、

タカ長のペースづくりは間違っていなかったはずですが、このような状態になるのは歳のせいでしょうか?

    

皆さん花など見たり、、、、写真を撮ったり、、、、一見すると余裕に見えますが、、、、、

本当のことを言うと、このようなことをしながら上手に休憩を取っていたわけです。

    

いくら休憩をとっても、まだまだこのような登りがあり、、、、、

    

タカカノも少々バテ気味、でもここまできたのですから登るほかありません。このあたりが本当の意味の最後の「がんばりどころ」だったようです。

    

登るにつれキリも出はじめましたが、心配するようなものではありません。ここは我慢、辛抱、、、とにかくゆっくりゆっくり歩をすすめるだけです。

    

このような登りのときは花に癒されますね。

仮に、、、、、仮に前回雨の中を登ったとしたら、、、、、、、、雨とキリ、そしておそらく強風、、、、、、

そのような状況におかれたら気持ちがなえて、おそらくこれ以上登れなかったはずです。


秋祭りを前に

2014年10月06日 | 日々雑感
    

心配していた台風18号はご覧のようなコースを通り、私たちの団地にはまったく被害はありませんでした。

しかし、いまこのときも風雨にさらされて苦労されている人もたくさんおられるはずで、そのことを思うと手放しでは喜べませんね。

このコースを取ると、、、、、、東京にいる娘や妹が被害を受けるのでは??? 

    

台風18号が雨を降らせていた昨日、秋祭りを前に神輿の飾りつけが行われました。

奥に見えている、、、、、

    

この神輿は町内のボランティアの手で最近つくられたもので、、、、

この神輿にも飾りつけがされ、、、、

    

    

    

神職に来ていただき入魂式を行いました。これで秋祭りの準備もほとんど済んだことになります。

この新しい神輿が町内をまわるのは12日になります。

    

どこの町内かも大同小異だと思いますが、私たちの団地もはっきり言えばビンボーです。そのためいろいろな活動をするとしても予算的には苦しいものがあります。

しかし、団地の活動に協力してくださる人も多くて、今回はこのような立派な神輿がほとんど材料費だけで出来てしまいました。

不器用なタカ長に頼んだら3年たっても出来ない、、、、いや、一生かけても出来ないようなものが、、、、、あっと言うまに出来てしまいました。

世の中には器用な人もおられるのですね。

私たちの団地の活動はこのような人たちによって支えられています。ありがたいことですね。


ハルラ山に登る~7

2014年10月05日 | タカの渡り
9時45分、ツツジ畑小屋を出発しました。ここからは初めてのコースです。

出発時間も、、、、、、そして、、、、、

    

小屋を出てからのペースも想定内、まずまず予定通り歩いているようです。

想定外だった(?)のはまわりの風景です。

タカ長は、ツツジ畑小屋を過ぎると森林限界を抜けるのだろうと、何となくそのようなイメージをしていたのですが、、、、、

    

小屋を出て1時間歩いてもご覧のような木のあいだを登ってゆくことになりました。これでは森林限界を抜けたとはいえないですね。

    

標高1700mまで登りました。ツツジ畑小屋と山頂の中間点ということになります。しかし、まだ森林限界を抜けていません。

    

このあたりから針葉樹(おそらくチョウセンシラベ?)が目立つようになり、そして路面は悪くなり、、、、

    

高齢者パーティの足は少しずつ遅れだし、、、

    

山頂まで1km地点に着いたのはコースタイムより少し遅れてからでした。といっても問題になるほどの遅れではありません。

ソンパナクを出発して4時間半が過ぎていますから、足にきていないといったらウソになりそうですが、、、、それでもまぁ、、、、、

    

このような道を、足元に気をつけ、気をつけ、ゆっくりと登り、、、、

    

木道の端に着きました。

このあたりでやっと森林限界を抜けるようです。この木道が延々と山頂まで続いているらしいのは下からも見えましたが、、、

この登りが案外きつくて、タカ長だけでなく皆さんのピッチは落ちたようです。

しかし、天気は安定しています。時間的にもゆとりがあります。

急ぐ必要はないので、、、ここにきて道草などしながらゆっくりと山頂を目指しました。



   

きょうは完全休養日

2014年10月05日 | 日々雑感
台風が接近しているからでしょうか、朝から曇っていますがまだ風は吹いていません。

昨日は好天、それをよいことに相棒に引っぱられて裏山を歩きまわり、、、、、疲れました。



これがその断面図です。登ったり下りたり、、、、、、

    

白い花も、、、、、、、

    

赤い実も見ないで、登って下りて、、、、、

これでは疲れるよね。タカ長は後期高齢者なのだ

と言うことできょうは「完全休養日」です。

午後には団地の役員会がありますが、それ以外には外に出ないで、休養、、、、、休養、、、、、、。

気候の良い10月11月は予定がいっぱいなのだから、、、、、、、。


観察地は秋色?

2014年10月03日 | 山歩きから
仲間たちとの裏山歩き。いつもの駐車場から裏山を見ると、、、、、



観察地のサクラやハナミズキの葉が色づいているのが見えて、、、、、



窓ヶ山方向の木にも赤色が目につくようになりました。秋10月、ハチクマの渡りはピークを過ぎ、これからはノスリやハイタカ属の数が増えてくるはずです。

朝早くから山に入った人が小さな○○茸を採って下りてきて、自慢そうに(?)メンバーの女性たちに披露していましたが、、、、

あんなの、小さい、小さい、、、、、。タカ長だって負けないぞ

    

71番鉄塔に登って東の方向を見ていたら、、、、、ほとんど目線の高さにタカが現れ、、、、何かしらと双眼鏡を向けたら、、、

1~2回小さく帆翔しただけで北西方向へス~、、、、、、

    

30倍ズームを半分も出さないうちにこの1枚が撮れただけで、鉄塔のそばの木の向こうに消えてゆきました。

このタカはハチクマでしたが、、、、、、

その少しあと、高圧線のあいだ、高いところにノスリが帆翔しているのを見つけましたが、これは高すぎてカメラを向ける気にもなれませんでした。

しかし、、、、、、タカ長には、、、、、、花より団子、、、、、、○○茸よりタカだ~、、、、、

といったら負け惜しみになるのかなぁ???


ハルラ山に登る~6

2014年10月03日 | 韓国情報
    

サラオルムへの分岐点を過ぎる頃から傾斜が増してくるようですが、、、、

それよりも道の状態がいかにも登山道という感じになり、、、、

    

ツツジ畑小屋までの中間点あたりから本格的な登りになりました。といっても特別な登りではないのですが、、、、

前回のときもここの登りはつらかったことを覚えています。そのときは雨で、足元の状態が悪いとかあってきつく感じたのでしょう。

    

といっても、このような階段状の登りは、天気にかかわらず歓迎できませんね。それでもこのあたりはコースタイム通りのスピードで歩いていました。

    

あまり歓迎しない登りが少しずつゆるやかになり、森の木も低くなってくると、、、、

    


何となく見覚えのあるような雰囲気のところにたどり着き、いよいよツツジ畑小屋に到着、、、、、と思ったのですが、、、、、

小屋はもう少し先でした。傾斜のゆるくなった道をしばらく歩き、、、、、、

    

ツツジ畑小屋に到着です。小屋のまわりには人も少なくガランとした感じでした。

      

前回はこのような霧の中、小屋の姿がはっきり見えない状態で、小屋の中は多くの登山者であふれていました。しかし、、、、

    

きょうは晴れ、時間が早いのか思ったほどの登山者はいませんでした。

遠くには山頂方面が見えました。白い雲のところに見えているのが山頂だと思うのですが、ここから見ると高くそびえているというのではなく、はるか遠くにある感じでした。山頂はまだまだなのです。

ここで最初の昼食です。今朝は4時過ぎに朝食を採っているので、10時前といっても早便とはいえないようです。

    

小屋のまわりは2年前より変わっていました。きれいなトイレが新しく建っていたのが一番の変化です。そのトイレのところから見たツツジ畑小屋です。横から見た姿です。立派な小屋ですね。

ここには管理人がはいっていてカップ麺や水などを売っています。タカ長もここで水分補給、身体が冷える前に早々に出発しました。






ハルラ山に登る~5

2014年10月02日 | 韓国情報
    

ソクバッ待避所を過ぎても道は森の中、緩やかな傾斜の道がつづきます。

    

太陽の光が森の中にさしこんで、出発の頃と違ってずいぶん明るくなりました。

この時間になると、少しまじめに歩いて、、、、、、

    

このような表示でみる時間よりいくらか速く歩いているようですが、、、、、

だからといってコースタイムの遅れを大きく挽回するほどのものではありません。ただ、黙々と歩くだけです。

    

    

待避所を出て30分歩くと水場があります。タカ長もこの水を飲みましたが腹痛を起こしませんでした。つまり使える水ということです。

最初からこの水をアテにして、持参する水の量を減らせば荷物はそれだけ軽くなります。とにかく長時間コースですから、このような工夫をすることは大切ですね。

振り返ってみると他の登山者もこの水を飲みながら休んでいるようでした。

    

道は相変わらずのダラダラ登りです。

    

私たちより30分も40分も、、、、、、もしかしたらそれ以上遅く出発した人たちに追い越されることも多くなりましたが、、、、、

タカ長が想定していたほどではないような気がしていました。この程度の登山者ではタカ長たちのような「鈍行」がのろのろ歩いていても迷惑にはならないようです。

    

           

ソンパナクを出発して2時間半、サラオルムの展望台に行く分岐点に着きました。このコースの唯一の分岐点です。

山頂へは直進、展望台へは左に上がって行きます。韓国語がまったく理解できなくても、ここで戸惑うことはありません。

山頂までの想定時間は5時間ですから、時間的には半分登ったことになりますが、、、、

想定どおり登れるかどうかはもちろん分かりませんね。何しろ皆さん(もちろんタカ長をふくめ)足やら腰やらに問題をかかえているのですから、、、、、、。




ハルラ山に登る~4

2014年10月01日 | 韓国情報
    

ソンパナク登山口から歩き始めて1時間半が経過しました。この表示で見るコースタイムは1時間5分です。25分の遅れですね。

しかし、これは想定内のことですからあわてることはありません。それに天気の問題もありませんから、、、、

    

このあたりは木道を歩くことが多く、それに傾斜もないので少しまじめに歩いてみました。体は十分温まっていますから、少しスピードを上げても問題はありません。

    

何より天気がよいので気分は最高、山は天気ですね。前回はこのあたりから空模様があやしくなっていたような気がします。

    

ゆるい傾斜がますますゆるくなり、ほぼ平坦に感じられるようになると、近くに小屋があることが何となく分かってきました。

この先に最初の小屋があります。

    

    

ソクバッ待避所。シェルター。要するに避難小屋ですが、私たちが「避難小屋」という言葉からイメージする建物よりは立派で、ご覧のようなカーブのあるチョッとしゃれた建物です。

この間12分くらい。2~3分コースタイムより早くつきました。少しだけ遅れをとり戻したようです。

この前には最近できたばかりらしいトイレもあり、もちろんここでトイレ休憩です。

しかし、タカ長の登り方には長時間の休憩はありません。このようなロングコースを歩くときは、ゆっくりでもよいから歩きつづける、、、、、、、ただこれだけなのです。

空は完璧な晴れ、急ぐ必要はありませんが、でも今日の山旅は始まったばかりなのです。

余談ですが、、、、、、あの青空を飛んでいる鳥がイヌワシとはいわなくても、せめてクロハゲワシなら、鳥に励まされてますます気分がよくなるのに、、、、

残念ですがあれはカラスです。

    

山頂への道はこの待避所を少しまく感じで奥につづいています。