★官僚帝国と真部朗。
これが官僚の欺瞞であり、悪の体質だな。
政治家が政治をやらず、官僚が政治に横槍を入れるどころか、政治主導を行う。
民主党の面々は官僚のパペットに過ぎない。パペットとはパーなペット。
真部朗の訓示は防衛省本省の指示であり、しかも長年に渡って行われてきた通常業務なのだ。今回それが発覚したのは内部告発によるものであり、真部メールのコピーが表に出てきたことによる。
さて、昨日の予算委員会、自民党の中谷元（防大卒の元防衛庁長官）が真部問題で質問に立ったが、真部には一切質問しないどころか逆に真部を擁護し、代わりに田中直紀を攻めたのは本末転倒だ。
共産党の攻めも温い、社民党・照屋の追及はソコソコだったがそれでも甘い。
そのあと、みんなの党の山内康一が立った。注目して聴いたが、田中直紀が「山内さんから励ましの言葉を頂いて嬉しい」と答弁したほど、山内康一の質問は中学生徒会レベルの大甘だった。この山内康一という輩は元民主党で、秘書が重大な詐欺事件を起こした前歴を持っていた、な。
さて、我らが田中直紀 答弁中に「調査」と言うべきところを何度も「捜査」と言い間違え、しかもそれを繰り返していたのは見苦しかった。まるで壊れた音楽プレイヤーであったのは、何ともウソ寒い。
★野田と民主党政権。
野田政権は原発事故の損害賠償について定めた国際条約に、早々に加盟するという。この意味は、海外への輸出を進めるにあたり、国際的な賠償取り決め条約への加入は避けて通れないという。これは原発事故で賠償額が一定額（約３７０億円）を超す場合、加盟国が資金を出し合って支え合う保険のようなものだ。
そして日本が加盟して他国で事故が起きた場合、約８０億円を日本が分担金としてカネを払う。
おいおい、原発の輸出など絶対に認めないぞ。
★米国カリフォルニア州のサンオノフレ原発。
原発の配管から水が漏れ出し、放射性物質が放出されたという。そして原子炉は緊急停止した。
これで周辺住民のガン発生率は高くなりますね。ガン発生が１９６０年代以降に急上昇したのは、大気中核実験と原発稼動が原因ですから。
原発は平常運転でも常に放射性物質を外に放出しています。
（ムラマサ、鋭く斬る）
