★佐野研二郎と五輪エンブレム不正。
裏で不正の元締めだったのが、当時、電通から派遣された五輪マーケティング局長の槙英俊とディレクターの高崎卓馬.
それぞれ一家を成したプロによって描かれた104点のエンブレム案がテーブルに並んだが、当初から受賞者は佐野研二郎とシナリオは決められていた。
それに加担したのが審査委員長の永井一正と一部の審査委員ら。
国民を愚弄するにも程があるというもの。
また、サノケンの過去の図案をチェックすると、パクリのオンパレードだったから、驚きを通り越して呆れる。
★橋下徹。
ハシシタが大阪市長を退任した。
この人は、このまま私人として引き下がる訳もなく、2,3年後に行なわれる総選挙に立って、衆院議員となり大阪維新の会をリードするのではないのか。
良くも悪くも、これだけメリハリのある政治家も珍しいというか、逆に言えば、今の政治家は嬢ちゃん坊ちゃんの集まりのような様相だから、余計に脚光を浴びるのだろう。
今の時代、見識も高く、人柄も良い人ほど、政治の世界には足を踏み入れない。それを助長したのは小選挙区制であり、政党助成金を食い物にしている後援会組織である。
さて、ハシシタ、出て来いや!
★中国独裁政権。
中国共産党独裁政権を批判している著名な中国人作家、王力雄(62)が16日、日本に向けて出国しようとしたところ「国家安寧」を理由に北京空港で阻止されたという。
国家安寧というより共産党防衛だな。
共産党一党独裁の崩壊を描いた小説「黄禍」が日本で出版されたばかりだが、この作家の言動に日本で注目が集まることを中国は嫌ったとみられる。
たかが作家一人の海外旅行を阻止するという中国独裁政権、これが中国の実態であるが、それは中国の強みであり、同時に脆さでもある。
誰一人として腐敗と汚職に手を染めていない者はいない中国の政治家と官僚、清廉な官僚は、逆に罠にはめられ、人知れず消えていく運命を辿る。
中国の暴走列車は、いつか壁に激突し、もんどり打って、高転びに転ぶだろう。
(じゅうめい)