武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

ヒラリーが負けた理由、虚偽と腐敗に満ちたヒラリーは民主主義の星ではなかった。

2016年11月10日 | 国際外交の真実

★トランプ勝利。
情勢は素晴らしい。
昨日、ヒラリーの勝利か、あるいは接戦かと述べたが、結果はトランプの圧勝であった。これはインテリのホワイト中産層とリッチ層がトランプに票を入れたということ。
トランプの訴えた「make America great again」(アメリカを再び強い国にする)は、レーガンが最初に訴えたことだが、「再びアメリカに栄光を」というスローガンは、アメリカのインテリ層に受けたということだろう。
そしてイスラム系移民の流入禁止、メキシコに壁を作る、その費用はメキシコに払わせるとか、それらは端的にいえば、America firstであり、米国利益中心主義のアピールなんだな。
しかし、トランプだってバカじゃない。不法移民はこれまで通り、安く使えばいいだろうし、その上に立ってWhite firstを打ち立てるだろう。


さて私は、ヒラリーを魔法使いのお婆ちゃんと呼んできたが、その実態は、中国やロシアから巨額のカネを貰っていたクリントン財団があり、そして財団とは別に、ヒラリー自身は個人的に100億円を超えるカネを集めていた事実、そして日本のメディア(新聞、テレビ)ではほとんどスルーされているが、リビアの「ベンガジ事件」が、ヒラリーに悪霊のように付きまとっている。

ベンガジ事件とは、リビアのカダフィ大佐は2011年に、事実上、暗殺された。
カダフィの最期は砂漠をのた打ち回って、民衆にどつかれ、殴られ、無残に叩きのめされて、そして最期は拳銃で頭を撃たれて死んだ。まるで野良犬のような死に方だった。その後、2012年にリビアの米国大使スティーブンスが、イスラム系組織に襲撃され殺害された。その遺体は路上を引きずり回された挙句、犬に食われた。
ところが不思議なことにヒラリーは大使救援の為の米軍特殊部隊の派遣をストップし、近くにいたCIAの警護部隊をスタンバイのまま救援に投入せずに、米国大使を見殺しにした。果たしてその理由とは?
その理由は謎とされ、米国公聴会でヒラリーは厳しく査問されたが、ヒラリーは例の牛乳瓶の底のような眼鏡をかけて、何とか凌ぎきったと思われた。
しかし問題は続く、ヒラリーが「国務長官としての公務に私用サーバーを使った秘密のメール事件」がスノーデンによって暴露されたのだ。
スノーデンは元CIA職員だが、米国とヒラリーの不正を暴露して、ロシアに亡命申請を行なった。そしてWikileaksへ米国の秘密情報を流した。

さて、国務長官として国際外交を差配していたヒラリーは、禁止されている私用パソコンを使って公務メールをやっていたのは何故か。そして何万件もの公務メールが消去されたのは何故か。
その秘密のベールをめくり上げると、ヒラリーはリビアのカダフィを暗殺する指令をスティーブンス大使と現地CIAに出していた。
また、カダフィ暗殺後に残された2兆円にも上る携帯用のスティンガーミサイルなどの軍事装備品、銃器弾薬、そして金塊をシリア反政府軍に渡す秘密協定をヌスラ戦線や自由シリア軍、あるいはトルコと結んだ。
しかし、それらの軍事装備と金塊は結果的にイスラム国へと渡ったとされるのだが。

さて、魔法使いのお婆ちゃんに安楽に眠れる夜は来るのか。



(じゅうめい)

 

 

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