★大阪の怪しい事件簿。
５月22日、大阪中央区の米国系ベストウエスタンプラスホテルで宿泊客の男性が部屋から現金と時計を盗まれた。
現場の客室は9階で、宿泊客の日本人男性（46）は当日午後6時ごろ外出し、午後7時40分に戻ると、その１時間４０分の間にカードキーのドアがこじ開けられ、現金4200万円を入れた金庫と、高級腕時計10本を入れた金庫がなくなっていたという。２個の金庫は男性が持ち込んだものだった。
今年の２月から長期滞在であり、２個の金庫を持ち込んでいたということは、ホテル側のスタッフは男性の行動を知悉していたということですね。
だから男性が食事に出かけたその隙を狙って部屋に押し入り、金庫２個を持ち去った。
一番考えられるのは、ホテルスタッフと外部の人間が結託して、部屋に侵入したということ。マスターキーは使えないから、物理的にカードキーを破壊した。
あるいは外部の人間だけの犯行ということも有り得る。
２個の金庫はキャリーケースを使えば運べる大きさだった。
防犯カメラをチェックすれば犯人の様子や足取りは追跡できるが、果たしてどこまで解明できるか。今はマスクをするのが当たり前だし。
貴重品はホテルに預けていなかったから自己責任になるが、多額の現金となると、ホテルも預かりを拒否するだろう。
銀行に預けていなかったということは、やばいカネだったのかも。
（じゅうめい）
