武田じゅうめい 旅人は風に向かって進む

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

閉会セレモニーは、なぜ失敗したのか。 五輪馬術で馬を殴った女性監督。

2021年08月10日 | スポ―ツ

★追記、東京五輪閉会セレモニー

昨日に続いて、閉会セレモニーのショーについて、
録画していたビデオをパラパラと見ていたら、奇妙なパフォーマンスがあった。
緑色の継ぎはぎのような長い布をまとって、平面的なそして毒々しい顔付きの若い女性が奇妙な手ぶり、仕草で踊りのパフォーマンスをやっていたのだ。

何だ、朝鮮のシャーマン(巫女)踊りじゃないか。
あんな踊りは現代アートでもないし、ユニークなパフォーマンスでもない。
朝鮮人が演出に加わっていたから朝鮮巫女踊りをやったということ。

日本らしいセレモニーが出来なかったから、閉会式は失敗ですね。
盆踊りの場面で宝塚レディスの美女たちに浴衣を着せて踊らせ、選手全員を巻き込んで五輪盆踊り大会をやれば良かった。
中国の女子選手がノリノリで盆踊りのマネをやっていたのは面白かった。

 

★鬼神の藤井聡太

まだ19歳で鬼神のごとし、しかも剣を抜いた時には、相手の首は胴から離れ、地面に転がっている、その神業的な速さと切れ味は、驚くばかりだ。

叡王戦の終盤、豊島叡王の攻撃によって聡太王は一歩も身動きが取れない状況に陥った。左に馬、右に香車が聡太玉を挟撃して、聡太王は一歩も動けない。

しかしそれは聡太にとって危機ではなかった。
その状況において、聡太は自玉に詰みがないことを見切って、豊島王に攻め込んでいく、しかも取れる金将も取らずに、豊島城に肉迫するや豊島叡王は投了した。

豊島さんは元名人であり、叡王の他に棋界最高峰とされる竜王でもあるのだ。
その豊島さんが聡太の前では手も足も出なかった。


話が前後するが、銀将は攻撃の中核部隊であり、敵に攻め入って憤死するのが常であるが、昨日の戦いを見ていて、前線に攻め入った豊島叡王の銀が聡太の反撃を受けるや、自陣に戻ったのは驚いた。そういう将棋を初めて見た。

藤井聡太を見ていると、私は聡太の大ファンであるが、夏だというのに震えるような悪寒を覚える時がある。あの物静かな雰囲気からは想像もできないような、幽鬼のような凄まじさを感じるのだ。

相手を追い詰める時の藤井聡太は、目が青白く焔(ほむら)を放ち始め、頬は透明に紅潮してくる、そしてその瞬間、相手は斃れるのだ。

恐ろしい19歳、鬼神、藤井聡太に誰が勝てるのだろうか。

 

★東京五輪の馬術
馬を殴ったドイツ人女性監督のキムに対し、「馬に対する虐待だ」と炎上している。

その動画を見た。
殴ったことより、ドイツ人女性監督の顔付きに問題があったのでは、
「セントボーイ号」に騎乗したドイツのアニカ選手の言うことを馬が聞かず、手こずっていた。
それを見たドイツ監督のキムは馬のお尻を右のこぶしで叩いたのだ。

しかし私には、叩いたというより、手の裏で落ち着けと軽く叩いたように見えた。
ただ、その女性監督の顔付きが、典型的なドイツ人の年配女性がそうであるように、ふてぶてしく見えたので、非難が倍増したのではないのか。


一方、馬はアニカ選手の言うことを聞かず、アニカは泣きながら馬を鞭で叩いたが、馬は障害を跳び越えることを拒否し、結局0点に終わった。

ドイツの女性監督キムは、動物虐待を問われ、東京五輪の出場資格をはく奪された。
アニカ選手は馬場馬術では第一位だったが、障害馬術は0点だった為、敗退した。

ところで、オリンピック馬術では騎乗する馬は抽選で決まり、わずか20分間の試乗で試合に臨むルールになっているという。知らなかった。

馬術は金持ちの遊びだから、カネに明かせて高い馬を買い、それを訓練して自前の馬で試合をやるものだと思っていた。

障害バーの高いジャンプに失敗して、転倒して半身不随になった人もいるのだが。


(じゅうめい)

 

 

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