★大阪の川上穂野香さん、ネットワークビジネス自殺事件。
ネットワークビジネスとは聞こえは良いが、要するにマルチであり、ネズミ講なんだな。
法的にマルチやネズミ講は禁止になっているから、悪い奴らは手を変え、品を変えネットワークビジネスと名称を変えた。
それに引っ掛かったのが大阪の川上穂野香さん(22)、今年の3月に関西の大学を出て企業に勤めたばかりのOL,
大学友人のインスタに、「投資に興味のある方はDMをください」を見て、連絡をしたのがきっかけだったという。
すぐに男を紹介され、ラインに入れられ、口のうまい勧誘に乗せられ、消費者金融3社から合計150万円を借り、その男に銀行振り込みと現金手渡しで150万円を払ってしまったのだ。
その男の勧誘トークは、「最初の月が50万円、それ以降は100万円、200万円と倍々ゲームでお金が稼げる、あなたは何もしなくていい」と畳みかけられ、また消費者金融からの借金の仕方も指導され、3社から150万も借りてしまったのだ。
しかし、お金が振り込まれることはなかった、たった1円のお金も。
勧誘した男に直接会って談判しても、男は、「会社がやってることだから俺は知らね、たぶん投資が失敗したのかな、これは投資だから元金保証は法律で禁止されてるし、投資が失敗すればカネは返って来ないのが当たり前」と、うそぶかれて、彼女はすべて悟ったのだろう、自分の救いようのないバカさ加減を、相手を責めるより、自分を責めた結果、ビジネスホテルの一室で首を吊って死んだ。
大学まで出て、ネズミ講に簡単に引っかかって、利息の高い消費者金融3社から150万円も借り、そして母子家庭だった為、奨学金ローン480万円まで抱えて、OL1年生の身では絶望の淵に落とされたのだろう。
(おさらい)
世の中、働かずしてカネが儲かることなど無い。
また、ネットワークビジネスとはネズミ講であり、違法な詐欺商法であることを肝に銘ずべし。
そして、このネットワークビジネス(ネズミ講)は大学生の間で蔓延しているから要注意、大学生がこれにはまると、大抵の場合、借金に追われて大学をやめるしかない。
(じゅうめい)